2023.7.14金
・奥さんが買ってきた『プレジデントムック こども英語大百科2023 完全保存版』を読んで、子供と自分の人生について考えるなど。
この本は日経プレジデントの別冊ムック(で合ってる?)で、要するに子持ちの高所得者層を対象にした、子供の教育に関する本。
あくまで雑誌調なのであんまり肩肘張って読むものでも無いのかもしれないが、教育現場の方々が「子供の好きなことを伸ばしてあげるべき。それが自己決定能力になれ」「嫌でも多様性の時代になるから、自分と異なる存在を認められる人間になるべき」ということを書いていて、良いこと言うなあと感銘を受けてしまった(影響を受けやすいんです)
「自分が何も好きなのか?」というのは、大袈裟に言えば人生の最重要課題のひとつである。
好きなものがそのまま、生きる意味に繋がるからだ。
娘の「好きなもの」は出来る限り掬い上げたい。否定せず、尊重してあげたい。
これだけは、今後何があっても忘れずにいたい。
問題は僕自身の方だ。大人になった今でも、自分が何を好きなのかはっきりしない。多少興味を持ったことがあっても、その興味が長続きしない。
これを親のせいにしていいのなら、過干渉で「何でもやってあげる」「何でも決めてあげる」親に育てられた影響だろう。
興味のない学部に行き、やりたくない仕事に就いた結果、見事に「何にも興味を持てない人間」になった。
まあ、そんな過去の分析をしても意味がない。結局、僕はこれからどうするのか?
日々の選択をどのような指標に則り決めるのか? いい加減決めた方が良いのかもしれない。
・それとも、もう何もかも手遅れなのか。
それにしては、残りの人生が長すぎるような気もするが。