kenpi20の灰色マインドマップ日記

都内で暮らす会社員のライフログ、現状把握、自己分析

日記2023.5.4 初めて5秒立つ、花が綺麗に見える、漁港の肉子ちゃん

2023.5.4

 

・今日は主だった予定はなくのんびりと。


・まずは妻子と図書館へ行き絵本を借りる。
やや暑く、半袖が心地良い。


 ゴールデンウィークは図書館が空いてるんですね。勉強になった。

 絵本、1歳になりようやく少し楽しめるようになった気がする。厚手の絵本を持たせて効果音を口で言ってやるとキャッキャと嬉しそうに笑う。

 

 


・図書館の窓から薔薇が見えた。薔薇のシーズンだ。


 独身の頃は花なんて目に入らなかったし、何がいつ咲いてるのかなんて全く知らなかった。だが奥さんに付き添って公園とか行っているうちに少しずつ花が綺麗に見えてきた気がする。


 ちなみに奥さんは梅の花が好きで、2〜3月に毎年見に行っている。これは今後もずっと続けたい。

 

 

 

・帰りにスーパーに寄って「梅仕事をしたいから梅を買うぞ!」と奥さんが息巻いていたけど、売っていなかった。時期がまだ早いらしい。そうなんだ。
 梅シロップをヨーグルトに入れて食べたいな。

 

 

 

・娘の話。初めて5秒以上立った……気がする。戯れに「あんよ」してる時に手をそっと離したら、7秒くらい自立していた。これは嬉しい。でも再現は出来なかった。


 要するに、筋力としてはもう出来るけど、立ちたいという気持ちがあまり無いらしい。まあ、ゆっくりで良いよ。と思う。

 

 

 


・映画『漁港の肉子ちゃん』を少しずつ観ている(子供がいるとまとまった時間が取りづらいため)。

 

 良い映画なんだが、辛い。日々があまりにも生々しくて、生きるということに近すぎて、忌避したくなる。

 


 僕はこういう実地的な生活を描く作品が好きで、絵画も田舎の風景画なんかが好きなんだけど、一方で人間がそれぞれ生きているという事実が怖い。


 肉子ちゃんが甲斐甲斐しく懸命に生きているのも、きくりんが甲斐甲斐しく懸命に生きているのも、今にも潰されそうなトランプタワーを見ているような恐怖がある。

 

 

 きくりんが真っ直ぐ育っているのは、それはそれは本当に希少な奇跡だ。

 その奇跡を、これから大人になる彼女の人生は全力で刈り取ろうとするだろう。

 

 生きることについて考えるとき、僕はいつでも、その無力さが怖くて怖くて震えてしまう。