kenpi20の灰色マインドマップ日記

都内で暮らす会社員のライフログ、現状把握、自己分析

2015-01-01から1年間の記事一覧

【日記】 「工場研修」の実態と、研修を通して感じたこと

さて、久しぶりにブログを更新しようと思う。現状報告だ。 今日の記事では、僕が行ってきた会社の「工場研修」の体験を、ひとつのモデルケースとして書き残しておこうと思う。 別に統計的な意味はないけれど、似た境遇の人や、似た境遇を歩むかもしれない人…

【小説感想その2】 『虐殺器官』(伊藤計劃)――贖罪は自分勝手にしかなりえない

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) 作者: 伊藤計劃 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2010/02/10 メディア: 文庫 購入: 75人 クリック: 954回 この商品を含むブログ (512件) を見る ■あらすじ近未来、テロ対策として厳格なID認証制度を採用したアメリカ。ピザの注…

【日記】 ここに映画等の感想かくのやめます

ここに映画の感想をかくのはやめにします。 ここは「匿名で書く」ことが目的のブログなので、 感想は、他のもっとオープンなブログで書くことにしました。 今までの感想記事もおそらく消していくと思います。 スター等を付けてくれた方々、すみません。 この…

【小説以外感想その3】『家出のすすめ』(寺山修司)―― エネルギッシュでポエティックでセンシティブな若者啓蒙書。

家出のすすめ 角川文庫 作者: 寺山修司 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店 発売日: 2012/10/01 メディア: Kindle版 クリック: 2回 この商品を含むブログを見る 【ジャンル】 随筆(エッセイ) 【初版発行】1972年【読了時】2015年【レビュー執筆時】2015…

【漫画感想その3】 『四丁目の夕日』(山野一)――リアリティもメッセージ性も寓意性も何もない陰鬱な漫画

四丁目の夕日 (扶桑社文庫) 作者: 山野一 出版社/メーカー: 扶桑社 発売日: 1999/12 メディア: 文庫 購入: 12人 クリック: 49回 この商品を含むブログ (41件) を見る 【公開年】1985-1986年(全1巻)【初読時】2015年【レビュー執筆時】2015年 ■この漫画を読…

【小説以外感想その2】『ピケティ入門 (『21世紀の資本』の読み方) 』(竹信三恵子) ――「格差は放っておくと拡大する。」ピケティの本当に短い概説と、ほぼ関係ないアベノミクス批判

ピケティ入門 (『21世紀の資本』の読み方) 作者: 竹信三恵子 出版社/メーカー: 金曜日 発売日: 2014/12/08 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (9件) を見る 【ジャンル】 経済書 【公開年】2014年【読了時】2015年【レビュー執筆時】20…

【漫画感想その2】 『ピンポン』(松本大洋) ――人生にはヒーローと努力が必要だ。

ピンポン(1) (ビッグコミックス) 作者: 松本大洋 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2012/09/25 メディア: Kindle版 購入: 2人 この商品を含むブログを見る 【公開年】1996-1997年(全5巻)【初読時】2015年【レビュー執筆時】2015年 ■あらすじ 舞台は高校…

【漫画感想その1】『海街diary』(吉田秋生) ――人と人が積み上げていくものを丹念に描いた傑作

海街diary 1 蝉時雨のやむ頃 (flowers コミックス) 作者: 吉田秋生 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2013/03/05 メディア: Kindle版 購入: 1人 クリック: 1回 この商品を含むブログ (13件) を見る 【連載年】2006年~連載中(既刊6巻)【初読時】2015年【レ…

【日記】 恋人に関する記事を全て消しました / 今後も書きません

このブログでは、1年ほど前まで、付き合っている(いた)某女性に関して、名前を伏せていくつかの記事を書いていました。 が、今日、それらの記事を全て削除しました。 最近色々あって、関係が変化し、僕の中の心境も変化したためです。 ちなみに、本人に「…

【小説以外感想その1】『結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方』(茂木健一郎) ――斬新さはないが堅実なタスク処理術

結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方 作者: 茂木健一郎 出版社/メーカー: 学研プラス 発売日: 2015/05/01 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 【ジャンル】 ビジネス書? 自己啓発本? 【公開年】2015年【読了時】2015年【レビュー…

【日記】 趣味の小説を書き終えた。

趣味の小説を書き終えた。 やっとだ。はーー。疲れた。 原稿用紙換算で779枚。 今までは、同人活動で最長でも300枚くらいだったから、こんなに長いものを書くのは初めてだ。 これでようやく僕も「同人で書き上げたことがある」から「賞に出したことがある」…

【日記】淡い淡い望みが人生を延ばす

ひさびさに単なる日記でも。 今日は休み。漫画を読んでから、趣味の小説を書いて過ごした。 小説は賞に出すつもりで少しずつ書き進めているのだけど、今月中には書き終わる。ようやくだ。ほっとするやら何やら。書き終わったら次のものを書く。 そんな訳で、…

【小説感想その1】『Self-Reference ENGINE』(円城塔) ――自己言及による存在の危うさを,SF的ガジェットとウィットたっぷりに描く

Self-Reference ENGINE (ハヤカワ文庫JA) 作者: 円城塔 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2010/02/10 メディア: 文庫 購入: 16人 クリック: 312回 この商品を含むブログ (136件) を見る 【公開年】2007年【読了時】2015年【レビュー執筆時】2015年 ■この本…

【演劇感想その2】『光陰』(制作:岡山大学演劇部) ――重いテーマの脚本に,廃小学校という会場で挑む

【会場】旧内山下小学校 音楽室2(第2資料室付) (2F2-13)【作】 塚本 健一【演出】 宮崎由理【出演・スタッフ】岡山大学演劇部*1【公開年】2015年 9月【視聴時】2015年 9月【レビュー執筆時】2015年 9月 ■この演劇を観た理由郵便局前駅の周辺をぶらぶらし…

【演劇感想その1】『糸、あと、音。』(制作:『時々、かたつむり』) ――SF門外漢が描く,それ故にちょっとユニークなディストピア物

【会場】小劇場 楽園【出演】二ツ森恵美、高橋綾乃、吉田のゆり、高橋実友、三村萌緒、森原彩夏、他【脚本・演出】菅原達也【舞台監督】 小川陽子【演出部】 イサカトモフミ、小川鮎化【音響】 イサカトモフミ【照明】 古橋瞳【宣伝美術】 小川原可菜【制作…

【アニメ感想その1】 『機動戦士ガンダム』 (富野由悠季監督) ――人間の成長を丁寧に描く,物語としての傑作

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス (初回限定生産) 出版社/メーカー: バンダイビジュアル 発売日: 2013/08/28 メディア: Blu-ray クリック: 4回 この商品を含むブログ (22件) を見る 【公開年】1979年-1980年【視聴時】2015年【レビュー執筆時】…

【日記】今後ここに映画や演劇等の感想を書いていきたい、その理由

まず近況報告。どこまで話しただろう?僕は某メーカーに技術系就職した1年目で、メーカーによくあることだが、数ヶ月の工場研修に来ている。現場の空気を知るため、工場の新人として働くのだ。(この文章も、田舎の工場の休憩室で書いている)僕は今、中国地…

【生き方】 人間が幸福になれるかどうかは、全て運で決まる。

幸福になる人間と、不幸になる人間の差は、どこにあるのだろうか。 幸福な人間は、何か特別なことをして、不幸な人間は、それを怠ったのだろうか。 守るべきルールがあるのだろうか。 本記事では、そうではない、ということを書く。 人間が幸福になれるかど…

【日記】 お金を少し使うことで前向きになった。 ―― 想定したものと全く違う解決法

最近は、結構、ポジティブに生きている。 その理由は、「多少は自由にお金を使えるようになったから」ではないかと思うので、そのことを書こうと思う。 前書いたとおり、4月から会社員になり、最近は期間限定で地方都市で一人暮らししている。 知り合いは居…

【日記】 最近の悩み事一覧(結婚、趣味、仕事、勤務地)

久しぶりにこのブログを更新しておく。最近更新していなかったのは、忙しかったのもあるが、相変わらず「人生において何が大事なのか」が分からなくて、何を書くべきか分からなかったからだ。しかし今日は少し考えが違う。人生のどれが大事なのかよく分から…

【日記】 一人暮らしが確定した。

現状報告。勤務地が決まった。北陸地方になった。僕は生まれてからずっと関東に住んでいたので、とてもイレギュラーな決定だと言える。ただ、一生そこにいる訳ではなく、数年で関東に帰るらしい。それまでは当然、親とは離れて暮らすことになる。母親はその…

【日記】 いつ理不尽な目に遭っても悔いのないように

経過報告。配属先はまだ決まっていない。4月末に決定するらしい。前に「社宅に入れるかが重要」という話を書いたが、どうせ自分では決められないし、ハラハラするのに疲れてしまったので、もうあまり考えないことにした。社宅に入れなくても一人暮らしをする…

【家庭問題】 一人暮らしまであと一週間? 現状報告

こんばんは。 一ヶ月近く更新していなかったので、現状を簡単に書き残しておこうと思う。 ■2015年3月までの概要(前回まで書いた分) 一年前に就職活動を行い、親との問題が表面化。 母親は僕に依存していて、「一生この家に住め。そうでなければお前は人間…

【嘘日記】 母親と和解した

精神科に入院していた母親が帰宅した。 母親は目に涙を貯め、深々と頭を下げて 「今まで本当にごめんなさい」 と言った。 彼女の口から謝罪の言葉を聞くのは初めてだった。 僕はその一言で、過去のことを全て忘れることが出来た。 退院した当初の母親は、ま…

【日記】 物書きの特権

昨日の夜、「明日はバイトがあるから早く寝よう」と思っていたのだが、 ベッドの中で自分の書いている小説について考えていたら、 描きたい気持ちがむくむくと湧いてきたので、起きて何時間か書いた。 楽しかった。 これは小説の出来とは全く関係のないのだ…

【毒親】 そこまで過激でない毒親エピソード(歯ブラシの件)

本やネットで紹介されている毒親の話は、家庭内暴力をはじめとするかなり過激なものが多い。 そのせいで、「うちはそこまで酷くないから、やはり悪いのは親ではなく私だ」という試行に嵌ってしまう人も居るのではないかと思う。 そこで、今日は我が家の「そ…

【日記】 仮眠のふりしかやることのないバイト休憩時間

短期バイトの二日目に来ている。今はその休憩時間。周囲の人と会話しないようにしたらかなりマシになったが、効率の悪い不毛な作業(研修)そのものが苦痛だし、周囲の会話(セクハラまがいの社員など)も聴いていて疲れる。休憩時間は、気分転換のために本…

【日記】 社会人生活が始めるまで数週間、色々なことを休む

僕はアマチュアの物書きのはしくれなのだけど、「一日○枚書かなければ」というような強迫観念に襲われることがかなりある。 世の中の人々は、基本的に「何かをなすこと」や「何かを継続すること」を善としているように思う。 しかし、僕のような強迫観念に襲…

【日記】 4年通った研究室の掃除

卒業するので、研究室の片付けをしてきた。久しぶりに同期の連中と話して楽しかった。やはり人間は、たまに会うと良い人に見えるものなのだろう。それがその人との正しい距離感というものかもしれない。それにしても、4年程度通った研究室の掃除をしているだ…

登録制バイトの環境が悪すぎて気分が悪くなった話

今日から登録制の短期バイト(コールセンター)に行き始めたのだけど、その環境がかなり悪くて、物凄く悲しくなった話。朝はまず、説明もなく席に座らされ、資料(フローチャート等)を渡され、「勉強して」と言われた。「これを読んでいればいいのだろうか…