kenpi20の灰色マインドマップ日記

都内で暮らす会社員のライフログ、現状把握、自己分析

日記2023.4.30 やりたい事がない人生、映画『フリーガイ』

2023.4.30日

 

・今日は日曜日なので落ち込んでいた。

 

 

・今日は雨予報だったので「一日家にいていい」(奥さんや娘を出先で楽しませなくていい)という後ろ暗い気持ちでいた。いやお出掛けは楽しいのだが、ここ最近気持ちが塞ぎ込んでいてやたら疲れやすいのだ。
で、結局雨はあんまり降らなかったが一日家にいた。

 


・奥さんが低気圧等で一日寝ていたので、娘と二人でリビングで過ごす。

 


 100均で買ったカラーボールで大層喜んでいた。可愛いね。

 

 

 僕はスマホで日々のタスクをこなす。異動希望先の調査、昇任試験の勉強、小説執筆、読書……。どれも楽しい未来のための有意義なタスクのはずなのに、始める前に「本当に面倒だな……でも我慢してやるか」みたいな気持ちでいる。何なんだろう。

 

 15時くらいに勉強他も終わったのだが、心が落ち込んでいて「何もしたくない」と言う気持ちに。
タスクはあるのにやりたい事がないって何なんだ。

 

 

 まあ原因は分かっていて、抑圧された子供時代に端を発するうつ状態なんだと思う。自己防衛的に感覚を鈍化していた影響で、今も何も楽しめなくなっている。

 

解決の方法論も検討はついていて、自尊心を保つよう自分に言い聞かせたり、現状のポジティブな面に目を向けて現状肯定に努めるのが良いのだろう。

 

 

そこまでは頭では分かっているのだけど、どうやっても「何かが楽しい」ということに実感が伴わないというか、楽しい気持ち全てひっくるめても希死念慮に勝ることがない、といった感覚がある。


とはいえ僕は、奥さんと娘のためにも生きるつもりでいる(死なれたら気分も悪いでしょう)。


何とか打開したいのだが……まあ時間が解決してくれる問題かもしれないし、あまり考えすぎないようにしたいものだ。ああ、胸が苦しい。

 

 

 


・昨日観た映画の話。

 

映画『フリーガイ』おわり。

自分がゲーム内のモブキャラだと気付いた男と、現実世界で悪の企業からゲームの奪還を狙う製作者たちのお話。良くできたコメディ。

 

「ゲームのモブキャラが主人公の映画」と聞くと「大体内容が想像できる」と思われそうだけど、この映画の面白さはシナリオではなくむしろ細部にある。

モブキャラが自我を獲得することへの明確な(納得できる)説明、『隠されたエリア』の見つけ方に関する見事な伏線回収、モブ主人公を救うのがモブの親友という爽快さ、ポータルガンや屈伸運動などのゲームのオマージュ、そして唐突な有名映画パロディ。そういう細かい面白さの積み重ねがこの映画を名作にしている。

 


「自分が作り物だった」というある意味悲惨な現実に対して、重いテイストにせずコメディの雰囲気を突き通す姿勢も凄い。まあ人工生命の苦しみなんてもう過去の映画で描かれ尽くしてるから、今の時代ならこれが正解なのかもしれない。

 


このシナリオ、一昔前ならこの主人公は絶対トムハンクスがやってただろうなあ。

というか本作は『トゥルーマン・ショー』にかなり似ていて、終盤の海のシーンはある意味トゥルーマン・ショーのパロディなんだと思う。でもその海の超え方が違う。そこに新規性を持たせている。

 

 

 

 

・ご飯の話。

今日は奥さんがダウンしていたので久しぶりにナポリタンを作った。なんか普通だなあ。昔はビビらずケチャップを入れていたのでジャンキーで美味しい味になっていた。

 

 

・ポジティブな人間になりたい。切実に。娘にもポジティブな人間になってほしい。