タイトル通り。
新人賞に出した長編小説が、一次選考通過した。
これは本当に自信のない作品だったので、嬉しいというより驚いた。
何しろ、締め切り時間の数分前まで書いていて、
まともに推敲すら出来ずに提出した代物なのだ。
「こんなものを人に読ませてしまった」と酷く落ち込みさえした。
そんな作品を多少なりとも評価して下さったことは、本当に感謝しかない。
二次先行の結果発表はまだだが、まあ、期待せずに待っていよう。
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そんな訳で、2019年投新人賞に稿した小説の結果は以下のようになった。
・某短編賞 → 一次選考通過(二次落ち)
・某短編賞 → 一次選考通過(二次落ち)
・某長編賞 → 一次選考通過(二次の結果待ち)
・某短編賞 → 結果待ち
まともに賞に出したのは今年が初めてだったので
「どれか一つでも一次選考残ればいいな」くらいに思っていたのだが、
蓋を開けてみれば3作とも一次通過という事で、大変驚いている。
※業界のことが分かっていないので、一次通過がどれ程の事なのか正直分からないのだが、僕にとっては万万歳だという意味
とはいえ、ここで気を抜くと、一次も通らない状況になるのだろう。人生とはそういうものだ。よく分かっている。
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そんな訳で、2020年の目標は「書き続けること」「二次選考通過」だ。
今はまた別ジャンルの短編を書いていて、1月中に投稿予定。これについての苦労や考えもあるのだが、それはまた今度書こう。
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唐突に別の話だが、たまたまテレビで『こじらせナイト』という番組を観た。
斜に構えた芸能人たちのトーク番組で、例えば「芸能人の結婚ラッシュに腹が立った」「今年の漢字は毎年面白くない」とか、そういうネガティブで皮肉めいた笑いの番組だ。
こうした空気は、まさに(僕の好きな)深夜ラジオの空気感と同じなのだが、これを大っぴらにテレビでやっていることに驚いた。
僕は元々、こういうこじらせた感性が好きなんだけど、最近書いている小説にはそういう毒が少ないな、と思った。
気付かぬ間に、置きにいってるというか、人の顔色を伺っていたのだろうか?
だが僕の思う「毒」なんておそらく大した物ではないし、世の中には色んな人が居るのだから、素直に僕が好きな程度に毒を入れてもいいのかもな、と思った。
どうだろう? 分からない。ひとまず、小説の執筆は、まだ続けてみようと思う。
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最近、奥様(あえて敬称)以外の人間とあまり話していない。
会社の人とも仲良くしようとしていないし、プライベートと友達ともあまり接していない。
だが、奥様とは会話するので孤独や苦しさは無い。
この状況が最適解のような気もするし、何となく「もっと多くの人と触れ合った方が良いのかも」とも思う。
もしももっと触れ合いたくなったら、何かしら活動してみよう。