暇な部署(閑職)に異動希望を出したのですが、異動したらまた「多忙な部署に戻ろうかな……」などとウジウジ悩んでしまいそうなので、
今のうちに「多忙な部署の辛かった点・良かった点」を書き残しておきます。
個人的な経験談ではありますが、異動や転職しようかな~と悩んでいる人の参考になれば幸いです。
- ■多忙な部署で辛かった点
- 〇仕事のプレッシャー
- 〇体調不良でも働かなければならない
- 〇睡眠不足
- 〇健康管理がおろそかになる
- 〇プライベートがおろそかになる
- ■多忙な部署に行って良かったこと
- 〇作業をこなす達成感がある
- 〇花形部署に居ればプライドが満足する
- 〇社会との繋がり
- 〇経歴が付き、異動や転職がしやすくなる
- 〇給料(残業代)
- ■忙しさとは無関係に発生する辛い事
- 〇人間関係
- 〇仕事がつまらない
- ■おわりに
■多忙な部署で辛かった点
〇仕事のプレッシャー
一番嫌だったのはプレッシャーでした。
「案件が通らなかったらどうしよう」「契約締結が遅れたらどうしよう」「大きなトラブルに繋がったらどうしよう」という心配が大きく、心が休まらない。
また、説明(レク)にて上司に高圧的に批判されたり、質問攻めにされたりするプレッシャーもしんどかったです。
その他にも、自分のせいじゃない(避けられない)ことで関係部署から怒鳴られたり、嫌味を言われたりするのが辛かったですね。
こういうのを結構引きずってしまうタイプなので、土日も心のドキドキが続いてしまう、ということがありましたね。
〇体調不良でも働かなければならない
調子がいい時の仕事なんてのはお遊びみたいなもので、
仕事の本番っていうのは「体調不良の時」ですよね。
もちろんサラリーマンなので有休という程度はありますが、多忙な部署だとそんな自由には取れません。
基本的に「休んだら他の人が代わりにやってくれる」ということがないので、コロナで発熱していても自分が仕事をするしかありません。
出社できないほど辛い時にはリモートで、ひたすら発表資料作成などする訳です。これが辛かった。
やはり1~2日くらいは突発の休暇も取れるような仕事がしたいですよね。
〇睡眠不足
上記に似てますが、睡眠不足が続いて心身が不調になっていくのが辛かった。
例えば最近の私の場合、5時間睡眠が一週間続いたりすると、頭痛がしてヘロヘロになってしまいます。
コーヒーやドリンク剤を飲んで頑張る訳ですが、「何故ここまでやらなきゃいけないんだろう」という気持ちはありますよね。
まあ、モーレツ社員時代の人とか、ワーカホリックの人からしたら「まだまだ甘い!」と言われてしまうかもしれません。
確かに根性出せばまだ徹夜でも何でも出来るのでしょうが、経営者でもないのにそこまで根性を出す理由が私には見つけられませんでした。
〇健康管理がおろそかになる
私は今、「仕事が忙しいから」と病院に行くのを後回しにしがちで、
精神科、皮膚科、歯科、健康診断の再検査 に行っていません。
文字にすると相当やばいなという感じですが、うちの職場の人は皆こんなものな気がしますね。
また、食事に気を遣う気力と時間がなくなります。弁当を作る時間がなくてコンビニ飯になったり、夜も23時に帰宅してから食事……なんてことを毎日のようにしています。当然ゆっくり湯舟に浸かったり、ジム通いやストレッチ等のメンテナンスも疎かになっていきます。
まあ、長生きは出来ないでしょうね。病気になって苦しんで死ぬことになりそうです。
とはいえ、
「長生きなんて無意味だ、それよりもバリバリ働いて太く短く生きたい」という人も居るでしょうから、健康問題も結局は個人の価値観の問題かもしれません。
〇プライベートがおろそかになる
健康管理以外の、人生における諸作業も疎かになります。
あまりに忙しいと、郵便物を確認できず、役所への提出書類を忘れたり水道光熱費を払い損ねたりする人も居るようです。
私はそこまではなったことがありませんが、前職では突然「明日から半年出張」なんてこともありましたから、車のバッテリーが上がってしまったり、冷蔵庫の中身が腐ったり、色々と散々な目に遭いましたね。
そこまでいかなくても、美容院に行く時間が無いとか、服を買う時間が無いとか、婚活をする時間が無いとか、デートや妊活をする時間が無いとか、子供と触れ合う時間が無いとか、子供の勉強を見る時間が無いとか、色々な問題が生じてきます。それで夫婦間にすれ違いが……なんてこともよく訊きます。多忙な部署の人は離婚経験者が多いですよね。
ただまあやはりこれも個人の価値観の話で、「恋人や家族との時間なんて面倒でしかない、それよりバリバリ働きたい」という人も居ますので、自分に合うかどうかという話になります。
■多忙な部署に行って良かったこと
一方の事だけ書くのもフェアじゃないので、「多忙な部署に行って良かったこと」も書きます。
〇作業をこなす達成感がある
多忙という事は、仕事(作業)が沢山あるわけですから、それを片付けた時の達成感(やりがい)を感じる機会はあります。時間が経つのも早いですよね。
「健康やプライベートの事を考えずに、ただ仕事の事だけに延々と没頭する」という状況に、ゾーンのような快感を覚えることも正直あります。
ただ、私の経験上、達成感(やりがい)というのは「仕事のストレス(プレッシャー)が無くなることによる開放感」なのであって、ストレスと隣り合わせだということは覚えておきたいです。
また、「達成感が感じられない、ただただしんどい仕事」というのも社会には多々あります。誰かの尻ぬぐいとか、敗戦処理みたいな仕事とかね。
〇花形部署に居ればプライドが満足する
多忙な部署というのが花形部署の場合、社内で良い扱いを受けることが多く、プライドが満たされます。
忙しい仕事をこなしていると、自分が有能であるかのように感じることもあるかもしれません。
まあ、外から見れば皆同じ会社の社員なわけで、どんぐりの背比べという感じもありますが、こういう組織内の序列を気にする人は、花形部署に行くのは良いでしょう。
〇社会との繋がり
多忙な部署というより「会社の中枢部署」に居た場合の話ですが、自分の仕事が社会(ニュース等)に繋がることが増えます。
自分の関わった新サービス(商品)がテレビで紹介されたり、自分が担当したイベントが新聞で取り上げられたり……という経験は、大企業に勤めていれば割と体験できます。
そうした事に仕事の実感さを感じられるか、「社会への関与なんてどうでもいい」と感じるかは、人それぞれあるかもしれません。
また、仕事は一人の思想だけではできないので、「仕事を頑張って、理想の社会を作るんだ」など大きすぎることは期待しない方が良いかもしれません。
〇経歴が付き、異動や転職がしやすくなる
社会人にとって、最も評価されるポイントは「実務経験」です。
※学歴が評価されるのはほぼ新卒の時だけ。また、資格は殆どの場合「おまけ」程度のものです。
そのため、多忙な部署での実務経験は、異動や転職をする上で一番のアピールになります。
なので、「やりたい仕事をするために、今は多忙な仕事を我慢」という戦略はあり得ます。
(もちろん、やりたい仕事と今の仕事に繋がりがあることが前提になりますが)
別の視点で言えば、当然ですが、多忙な部署にいる人間のほうがリストラのリスクは低いです。業績の悪い会社に居て、そこに残りたい場合は、そもそも「多忙な部署はいやだ」なんて言っている暇はないかもしれません。
〇給料(残業代)
基本的には残業をすればお金が出ます(固定残業代制だったり、サービス残業が常態化していたりと色々と例外はありますが)。
45~60時間くらい残業していれば、ざっくり月10万程度貰えるんじゃないでしょうか。ボーナス上昇額も含めれば年間約150万円、40年続ければ6000万円。これを多いと思うか不要と思うかは人それぞれでしょう。
欲しいものがある人や、高い家に住みたい人、とにかくお金持ちになりたい人は残業を積極的にするのもアリかもしれません。
ただ、そもそも残業時間は自分でコントロールできるものでもないので、残業代をあてにして人生設計をするのはリスキーだと思います。
■忙しさとは無関係に発生する辛い事
〇人間関係
「嫌な人」というのは、多忙な部署にも暇な部署にも一定の確率で居ます。
もちろん職種などである程度の「性格の傾向」はなくはないのですが、基本的に「嫌な人間は居て当たり前」くらいに思った方が良いでしょう。
私の経験で言えば、5~6人のチームのうち、だいたい一人は嫌な人が居ますね。これは確率論的に仕方のないことなのでしょう。
〇仕事がつまらない
私の経験上で言えば、忙しさに関わらず仕事というものはつまらないものです(笑) 少し前向きに言いなおせば、仕事の面白さは、忙しさではなく適性によるものなのだと思います。
しかしまあ、仕事と言うのはお金稼ぎであって、お金稼ぎというのは基本的に「面倒なことを代わりにやってあげる」行為なのだから、つまらないのが普通といえるでしょう。
もし仕事が楽しいとしたら、それは奇跡というくらい珍しいことなので、ありがたく思っておいた方がいいと思います。
■おわりに
以上です。色々書きましたね。
個人的経験を書いたつもりが、意外と一般的な項目になったなと思います。
国や会社や社会は、「仕事をもっとしろ」「いや休め」と色々なことを言ってきますが、結局のところ理想の残業時間は「人それぞれ」なんだと思います。
昔ほど転職が困難な時代でもないし、「お試し」くらいの気持ちで色々な忙しさをやってみるのが良いかもしれません。
ただし過労死には注意! 生き残りましょう。