趣味の小説を書き終えた。
やっとだ。はーー。疲れた。
原稿用紙換算で779枚。
今までは、同人活動で最長でも300枚くらいだったから、こんなに長いものを書くのは初めてだ。
これでようやく僕も「同人で書き上げたことがある」から「賞に出したことがある」にランクアップできるわけだ。ははは。
しかし疲れた。達成感は……あるっちゃあるが、"万能感"と呼べるほどの物ではない。
執筆後に万能感を覚えたのは、二十歳くらいまでだった気がする。
これはおそらく成長だろう。そう思いたい。
今回は、書き上げるまでに二年くらいかかってしまった。
もちろん、明らかに時間がかかりすぎだ。計画外。書いてない時期もあった。大きな反省点だ。
まあ、失敗した分、次はもっと上手くやれるだろう。
書くのは楽しい。書き始めるのが大変だ。一度机に向かってしまえば大丈夫。
「書く」という行為は、僕は決して向いていないけれど、不向きな訳ではないかもな、と少しだけポジティブな気分でいる。
明日から校正に入る。スケジュールはそこそこ決まっている。
そしてその次に書く話も、大筋は決まっている。これが結構面白くなる予感がしている。
これからは、もっともっと死ぬ気で書いていかねばなるまい。さあ、書いていこう。
まあとりあえず、今日は書き上げられて良かった。ホッとした。
こんな田舎に赴任していて、祝う相手も居ないというのも寂しい話だが、それはそれで僕らしいだろう。
明日から仕事だけど、何か美味しそうなお酒でも買ってこよう。