kenpi20の灰色マインドマップ日記

都内で暮らす会社員のライフログ、現状把握、自己分析

【日記】 締め切り前の集中力・高揚感はクオリティを伴わない。

 
今日は、「締め切り前に急いでタスクを終わらせること」について書こう。
 
というのも、今、ちょうど資料を提出した所だからだ。
0時〆切で、23:30に出した。ぎりぎりもいいところである。
 
ぎりぎりに提出すると、それまでの緊張感や集中から一気に開放されるので、
非常に気持ちいい。達成感もある。
現に、今は気分が良い。
 
 
しかし、我々は知っている。
この方法は、根本的なところで間違っている。
何故間違っているというのか。
それは、「仕上がったモノのデキが悪いから」だ。
 
 
当たり前の話ではあるが、締め切り前に急いで作ったモノ(製品や資料,アイデア)が良品なはずがない。
どう考えても、ずっと前からちまちまと作業してきたモノのほうが質がいいのだ。
 
だが実際問題として、「ちまちまと作業すること」は、多くの人間にとって想像もしたくないほど難しいことである。
そして恐ろしいことに、この方法はあまり達成感がわかないのだ。
「締め切り前に急いでやる」という簡単な方法のほうが、達成感を得られる(瞬間最大記録では、だが)。
 
だがそれはその日だけの話。
実際にそのモノが公になれば、一目瞭然。
ちまちまと作業をしたほうが評価されるし、自分の納得のいくものになっている。
あせって作ったモノなどあなたの助けになりはしない。
 
我々は、目の前の「達成感」「疲労感」という餌に惑わされてはいけない。
大事なのは質を上げること。
そして、そのための時間をきちんと取ることだ。
 
 
その努力の伴わない「達成感」など、幻想に過ぎないのだ。
 
今、とても楽しい気分になっている自分に対する自戒として、こうしてここに書いておこう。