kenpi20の灰色マインドマップ日記

都内で暮らす会社員のライフログ、現状把握、自己分析

【日記】 死に物狂いで歩行実験を行った

 
先に断っておくが、今日は単なる日記である。
 
今日は自分の研究の実験をした。
くたくたに疲れているが、気分はいい。
最後まで測定できたからだ。
 
 
僕が今日行った実験は、大まかに言うと
「歩行中の、全身の関節角度と足圧分布の測定」
だ。厳密には実験というより測定に近い。
 
一人で装置を弄りながら歩行を行うのはほぼ不可能なので、被験者の方に来てもらう。
(今回は簡単な実験なので、研究室内の後輩たちにお願いした)
 

僕はこの、被験者を伴う実験というのが非常に心が重い。

わざわざ来て頂いて、装置のトラブルなどで延長・中止になってしまったら非常に心苦しいからだ。

 

そんな訳で非常に憂鬱で、それなのに(持ち前の怠け癖のせいで)十分に準備できなかった部分もあり、朝から不安なスタートだった。

 

当初、不安は的中し、何故か実験室が開かなかったり、装置の1つが不具合で何時間も正しく動作しなかったりと、大変だった。

開始が遅れて被験者(後輩)も待たせてしまい、「今日はもう中止かな」と諦めかけていた。

 

しかし努力の甲斐もあり、電話によるゼミメンバーの助言もあり、何とか測定までこぎつけた。

そして時間内にすべて終わらせることが出来た(もともと長めに時間設定はしていたのだが)。

 

 

素直に嬉しかった。

データがきちんと採れているかは現時点では分からないのだけど、達成感はあった。

 

今回は、「締め切りに追われて行った実験」ではなく、

「早めに行動して行った実験」だったという点も今の気分の良さに繋がっていると思われる。

 

まあ実際には、装置の故障もあり完全なデータではないし、今後データの解析(物凄く手間がかかる)もあるし、手放しで喜べるような状況ではない。

それに、以前も書いたとおり、実験は研究の本質ではないのだ。

 

 

しかし、まあ、とりあえず今日は気分が良い。

それで良いのか悪いのかは知らない。今日のところはそれで満足しておこう。

 

 

 

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