時間がないので手短に!
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二か月ぶりにとある小説の新人賞に応募するため、有給を一日とり、小説を書いていた。
今回は、二作を出す予定だった。
「別の賞の落選作を手直ししたもの」と、「完全新作」だ。
だが、モチベーションが保てず、またスケジュール管理も甘かったため、「完全新作」は完成しなかった。
結果、「別の賞の落選作を手直ししたもの」だけを応募した。
そのことで、かなり落ち込んでいた。
色々考えてやっているつもりだったが、執筆の管理を出来なかったことで、自責の念に苛まれていた。
仕事の忙しさだとか、そういうものは言い訳に出来ない。もっと忙しい兼業作家などいくらでも居る。
だが、自責ばかりしていても仕方がない。
今回の反省を踏まえて、なぜ管理が出来なかったのか、今後どうするかを考えていこう。
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作業進捗を出す(≒手を動かす)(≒モチベーションを保つ)方法論として、大まかに2種類を使ってきた。
「遠くの目標(最終目標)」と「近くの目標」だ。
新人賞応募者にとっての「遠くの目標」は、
「プロの作家になった上で、それなりの収入を得て、今の仕事を辞めて小説に専念すること」だろう。
人によっては、「それに付随する社会的地位・名誉・羨望の眼差し」もあるかもしれない。
僕に限って言えば、「楽しい執筆作業を生活のメインにしたい(=時間をたくさん使いたい)」だ。
一方で「近くの目標」とは、
「直近の締切(応募締切、即売会など)」のことだ。
これら2つは(言うまでもなく)繋がっている。
つまり、「プロになって、楽しい執筆作業を生活のメインにするため」に、「直近の締切」を設定していることになる。
で、今回この2つを使っていたのに、何故新作を上げられなかったのか。
正直に言って今回は(今回も?)小説を書くのが辛くて、嫌々書いている時間が多かった。
その理由としては、「プロになって、楽しい執筆作業を生活のメインにするため」という目標に、何か違和感を覚えていたからだ。
それで今日よく考えてみたところ、その違和感の正体が(おそらく)分かった。
無意識に「執筆作業を生活のメインにする」(=売れる)ことを目標に考えていたため、
楽しい執筆(=自分が理想のものを追い求める行為)から離れていったのだと思う。
これが、執筆が辛かった原因だ。
こうした自体を避けるために、
一度「執筆作業を生活のメインにする」(=売れること)(=新人賞受賞を第一義の目標にすること)から離れたほうが良いのかもしれない。
今一度、自分の好きなものを好きなように書くのだ。
そうであれば、執筆中は「楽しい」はずなのだ。
勿論その場合、戦略的に新人賞受賞を狙うよりは遠回りになるだろう。その間、やりたくない現業もやらなければならない。
でも、これは仕方のないことだと思う。仮に「売れる作品」を追い求めたとして、その先に有るのは「やりたくない執筆」であり、それは現業とさほど変わらないからだ。
※逆に言えば、「売れ筋を狙う戦略を放棄する」=「やりたくない現業も定年までやるのだ」という覚悟を持たなければならない。持つか……持ちます!
そんな訳で、今日からは「執筆していて楽しいこと」を第一義に考えてみよう。
もちろん常に楽しいことはないだろうが、ぱっと何かがひらめいたり、集中しているときには楽しくなるはず。
そして「楽しくないターン」をやり過ごせるように、「近くの目標」を再設定していこうと思う。
別の問題として、
・肉体的疲れ(によりモチベーションが保てない)
・仕事の長時間拘束(によりモチベーションが保てない)
ということもあるだろうが……そういう具体的なことは、これから考えていこう。
繰り返すが、「執筆していて楽しいこと」、これが直近の目標であり、最終的なゴールでもあるのだということを覚えておこうと思う。
(あくまで現時点での結論だが)
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あまりまとまっていないが、今日はこの辺で。