kenpi20の灰色マインドマップ日記

都内で暮らす会社員のライフログ、現状把握、自己分析

【日記】巨人の中腹を這う


さて、帰路である。


今日は数週間ぶりに先輩に研究相談をさせていただいた。

内容に関してはあまり言えない所もあるので省くが、僕は
「研究全体の論理構成の80%まで考えた。
それの是非と、残り20%をどうするか、ご意見を頂きたい」
という話をした。

3時間の話し合いで先輩から頂いた意見は、
「80%考えたというが、この部分は自明ではない。
ここも明らかにするべきだ。
だが、方向性は合っていると思うので、実質20%くらいは正しいのではないか」
といったものだった。

笑ってしまった。
確かにその通りだからだ。

僕の拙い説明で分かってくれて、問題点まで挙げてくれる先輩の下に居られて幸せだ。

一昨日くらいにも書いたが、研究活動は「ふりだしに戻る」の連続だ。
今回は、20%(主観的評価)残っただけでも万々歳だと思う。
何より楽しい。頭と体は疲れたが、少しずつ固めていく感覚は僕に合っている。


Google ScholarGoogleの学術論文検索サービスの標語で、「巨人の肩の上に立つ」というものがある。

過去の研究者(論文)たちを礎にして、更に上を目指せという意味だ。


肩の上は、ここより風は強いだろう。
しかし、ここよりずっとずっと見晴らしが良いだろうな、と思う今日この頃である。




しかし、この生活スタイルで夜に日記を書くとなると研究の話ばかりになる気がする。
まあ、来年には出来なくなると思うと、これもまた趣があるのではないだろうか。
そういうことにしておこう。