kenpi20の灰色マインドマップ日記

都内で暮らす会社員のライフログ、現状把握、自己分析

【日記】 今の自分がどれくらい駄目な人間なのかよく分からない

 

今日は、修士論文第一章の1回目の提出日だ。

本当の〆切は来年の1月だが、研究室の後輩や先輩に何度も添削をしてもらう予定になっており、その最初の〆切が今日というわけだ。


だが、昨日今日と、家でネットをだらだらと見て過ごした。

〆切があまりに近くなったから、怖くなって逃げたのだ。

 

第一章はまだほとんど書いていない。

書く内容は決まっているし、そもそも卒論で2年前に書いた内容なのだが、この時間に一切書いていないのでおそらく〆切(24時)には間に合わない。

 

さて、今のこの状況にいる自分が、どれくらい駄目な人間なのか、よく分からない。

 

 

まず、今日の〆切がどのくらい重要なものなのかを話そう。

 

まず言い訳から入ると、

最終の〆切は来年の1月であり、今日の〆切など破っても何ら問題はない。

去年までの先輩もほとんど守っていなかった。

今日は研究室の身内の〆切だから、成績に傷が付くわけでもないし、卒業に関わる可能性なんてゼロだ。

添削をしてくれる後輩も、別にすぐに添削を始める訳ではないから、今日だろうが明日だろうがどうでもいいだろう。

 

以上が、〆切を破ってもいい言い訳である。

 

 

だが、どれだけ言い訳を並べても、今日が〆切であるという事実に変わりはない。

この〆切はドクターの先輩が決めたものだ。これを破るのは先輩への侮辱行為とも言える。

それに、そもそもたかが大学院の課題(研究)の〆切を守れない奴は人間のクズと言われても仕方がない。

現に〆切を守ってきた先輩もいるわけで、無理難題を言われている訳ではない。昨日から熱心に書けば良かっただけのことだ。

 

いくら言い訳を並べても、〆切を破ってもいいという結論にはならない。

 


以上のような状況にあるのだが、実際のところ、僕は今自分がどれだけ駄目なのかがよく分からなくなってきた。

 

 


僕は小学生のころ、夏休みを貯めてしまうタイプだった。

しかし不可能なレベルで貯めることはなく、8月31日に必死で作業して、夜22時くらいに何とか終える、という感じだった気がする。

 

この時僕は、「何が何でもこの宿題は終わらせなければならない」と信じていた。

しかし実際にはそんなことはない。怒られはするが、罰はないし、中学校には進学できる。

僕は、「宿題がどれだけ大切か」を(逆の意味で)分かっていなかったのだ。

 


今日の僕は、あの頃と全く同じだ。

目の前のタスク(〆切)がどれだけ重要なのかを理解していないし、それが出来ないということがどれだけ罪深いかを理解していない。


極論でしか考えがまとまらなくなり、
「人間は生きてさえ居ればいい、何もすべきでない」となるか、
「いや、それでは駄目になる、人生をとことん律するべきだ」となるかしか出来なくなる。


そして、罪悪感だけがどんどんと積もっていく。

 

 


現実的な行動としては、

僕は今日これから必死になって修論第一章を書くだろう。

 

前述のとおり、最後まできちんと書き上げることは物理的にできない。

なので、途中で「※この節は後に加筆」などと注釈をつけ、不完全な形で期限内に提出するだろう。

何故そうするのかというと、これが(今の僕にできる中で)最も誠実で周囲に迷惑をかけない方法だからだ。

それ以外に理由はない。

 

 

「自分を肯定していいライン」というものは、一体どこでどうやって学べばいいのだろう?


人々の平均も、他者の評価も、あんまり重要に思えない。
僕は今、どれだけ駄目な人間で、今後どこまで頑張れば自分を肯定していいのだろうか?


今回は、試しに敢えて〆切を破ってみるのもいいかもしれない。
もちろん嘘だ。そんな阿呆なこと言っていないで作業に戻ろう。