朧気に持っていた、
「芸術系の人々に対する劣等感」は、ここ数ヶ月でだいぶ薄らいできた。
バイト先の人々などを見て、実態を知ったからかもしれない。
世の中には、学歴コンプレックスを初めとする様々なコンプレックスに悩む人も多いようだが、
結局のところ自分にできることは、自分の選んだ道の中で、その道の良さを探すことだけだろう。
(言うまでもなく、自分以外を貶める行為は何の解決にもならない)
そしてそれ以前に、他人と人生を比較するということ自体があまり意味が無い。
人より幸福であっても、自分が不幸だと思っていれば意味が無いし、逆もしかりだ。
テストの点数じゃないんだから、年収や友人の数なんかで他人と比較する意味はない。
意味が無い理由の一つとして、そもそも人間は平等ではない。
人間はアプリオリに平等ではないため、努力の結果がそのまま年収等に反映される訳ではない。
そのことに冷静に気付ければ、コンプレックス(もしくは優越感)など感じるだけ無駄だということが分かるはずだ。
何にせよ、他人と比較するのではなく、自分の生活や境遇を直視したほうが幸福に近づけるだろう。