kenpi20の灰色マインドマップ日記

にわか作家志望(某メーカー研究職、新入社員)による、現状把握・思考整理

【日記】 装置選びも研究の大事な一要素(モーションキャプチャ選び)


こんばんは~~。
忙しいですね~~。時間が無いですね~~。


疲れて逆にテンションが上がった状態で、研究室から日記を書きます~~。
ですます調なのもあまり意味が無いので気にしないでくださいね。


で、今日は自分の研究作業で悩んでいることの話をします。

一言で言うと、どの種類のモーションキャプチャを使うか、という話なのです。

 

モーションキャプチャっていうのは、人間や機械の動きを記録する技術や装置のことで(そのままですな)、
簡単に言うと、
「あなたの頭や腕や足やお腹の位置を、x座標、y座標、z座標の数字で表してやろう」
というシステムです。

 

 

 

つまりあなたが今どんな格好をしているのかが分かるっていうシステムな訳ですね。

もっと細かく使うと、5本の指の動きとか、表情筋の動きなんかも取れます。

これを使うと、スポーツ選手の動きの謎が解明されたり、怪我をした人の動きを解析できたり、人型ロボットを作る上で役立ったり、まぁ色々と良い事があるんです。

 

 


で、うちのゼミ室には今、二つのモーションキャプチャがあるんですが。


1つはN社の○○○(上の人に怒られたくないので伏字)という光学式モーションキャプチャで、これは1億円くらいする凄い奴なんですね。*1

凄く広い範囲を採れるし、精度は良いし、とても頼りになる格好良いやつなんですが……
逆に、その精度を出すためのキャリブレーションやマーカーセットの作製(つまり前準備)が非常に面倒なんですよね。それに、全身にマーカー(下図参照)を付けなければならないという手間もあります。*2

 

 

そういう訳で、一般の被験者(特に高齢者)の方を呼ぶ場合には、結構時間もかかって申し訳ない感じになってしまう訳です。

 

 


そこで、もうひとつのモーションキャプチャというのが……何を隠そう、あの『kinect』です。

そう、次世代ゲーム機Xbox360』のコントローラー、kinectなのです。

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使ったことのある方は分かるかと思いますが、kinectは「コントローラーの要らないコントローラー」で、テレビの前で踊ったり走ったりするだけで、画面無いの自分がその通りに動いてくれるという優れ物なのです。

で、microsoftはそのデータをwindowsにアウトプットするソフトも販売していますので、ゲームだけでなく工学実験にも使う事が出来るのですね。

そんなkinectの長所は、やはり「前準備がほとんど要らない」ということです。microsoftの技術力は並じゃない。
でも、その分、精度が落ちるんですよね。腕を腕として認識しなかったり、部屋の別の物に反応してしまうことも多いようです。その辺が問題です。

 

うーん、一長一短ですね。

とりあえずはkinectを触ってみて、実際にどれくらい誤差が出るものなのかを確かめたいところなのですが……卒業発表まで時間が無い訳で、そんなことをしている時間もあまりないみたいです。


装置は研究の本質ではないから、装置に振り回されるのは馬鹿らしい気もするんですけど、工学はそもそも現象に基づく学問ですから、これはこれで工学の大事な要素のひとつではあるわけです。実際、装置が使えないと実験が出来なくて何も実証できませんしね。

さあさあそんな訳で色々と切羽詰まって参りました。
行ける所までは行きたいですが……さて、行ける所とはどこでしょう?

こんな話をここに書いたのは、単なる自分の中の思考整理のためです。まさに『灰色マインドマップ』といったところでしょうか。


以上です。
最後まで読んで下さった方に、いつも以上の感謝を述べます。

 

*1:まぁモーションキャプチャってどれもアホ高いんですけど

*2:マーカーはほとんどのモーションキャプチャに必須なんですけど