kenpi20の灰色マインドマップ日記

にわか作家志望(某メーカー研究職、新入社員)による、現状把握・思考整理

「人間失格」型の駄目人間が、自己肯定するために必要なもの

<本記事のまとめ>

・人生の現状に不満を持っている時、大事なのは「何かで成功すること」ではなく、「ほんの少しでも前進すること」であると思う。

・明日こそは頑張ろう。

 

 

 今回は、"現状に不満を持つ人間"に関して、その問題点と解決策を自分なりに書きながら整理する。

 もちろんその筋の学者でも何でもないので全て持論。責任は負いかねる。

 

 さて、自分を含め、インターネットには"現状に不満を持つ人間"が数多く居る。

 現状に不満を持つ人間には二種類が居て、「持たざるもの」型と「人間失格」型が居るように思える。

 

 「持たざるもの」型は、つまり階級とか家庭環境とか才能とか容姿とか、そういうものが足りないために社会的弱者に落ちている者。『蟹工船』の主人公がまさにそうだ。

 「人間失格」型はそうではなく、這い上がれる環境(+能力)があるのに、性格の問題で這い上がらない者。『人間失格』の主人公がこれ。彼は出身も良くて顔も頭も良いが、どうにも猜疑心が強い性格のために人並みに暮らせない男なのだ。

 

 で、僕は(波がありながらも)割と人生面白くないなと思っているんだけど、二つの型で言えば、どちらかと言えば「人間失格」だと思う。

 というのも、日本に生まれた時点で餓死する可能性はほとんど無いし、毎週映画を見れるくらいには時間があるし(お金はないが)、最低限文化的な生活を補償されていると思うからだ。

 もちろん不安な点はたくさんあって、家庭内にも大きな問題がいくつかあるし、研究(学業)だって快調という訳ではないし、人間関係もうまくいっていないし、就職の件も頭が痛い。しかしそれは生死に比べれば瑣末な問題だ。こうして飢えずにキーボードを叩いている時点で環境には恵まれている「人間失格」型なんだと思う。

 

 では皆さんはどうか。皆さんというのは、ネットサーフィンをしながら時間を潰している人の中で、現状に不満を持つ人々のことである。先ほどの定義から言って、やっぱり皆さんのほとんどは「人間失格」型なんじゃないかと思う。

 

 でも、僕の周りの自称ダメ人間には、圧倒的に自称「持たざるもの」が多い。これが一番タチの悪い存在だ。

 つまり、実際は「人間失格」なのに「持たざるもの」だと言い張ってるわけだ。

 

 何故「持たざるもの」を自称するかと言うと、つまりそれを言い訳にしてるのである。

 環境が悪いから、才能がないから、自分は頑張れなくても仕方がない。可哀想。幸せになる権利がある。それに比べ、周囲の人間は頑張る義務がある。自分の分まで努力すべき。幸せになる権利はない。結果を出せないのは自業自得だ。

 割と本気でこんな事を考えている輩が多いのである。まあ、簡単にいえば自分に対するハードルを下げているのだ。

 

 だが断言するが、自分に対するハードルを下げている者は絶対に成功しない。当たり前だ。努力もしなけりゃ度胸も付けず、挑戦すらしないのだから成功する可能性はゼロである。

 

 でもまあ、別に人間は成功しなければならないという訳ではない。

 努力だけで成功できる訳ではないのは事実だし、そういう意味では成功というのは単なる結果であって評価対象ではないように思う。それに、あなたが成功しようが落ちぶれようが、実は周囲には驚くほど影響がない。成功しなくて悲しむのは基本的に自分だけなのだ。だから別に成功しなくてもよろしい。

 

 では何故"タチが悪い"のか。それは彼らが「成功」を放棄しているのではなく「前進」を放棄しているからだ。ここで言う前進とは、資格取得とかそういう具体的なことだけではない。どうすれば事態が改善されるか、そのために自分のできることは何か、考えるだけでも立派な前進の一歩である。精神病治療のためにしっかり休息を取るのも"前進"である。

 成功の有無に関わらず、前進しようとした人間は、不思議と温厚で、心が晴れやかである。しかし逆に、努力をしない人間というのは基本的に性格が歪んでいて周囲に迷惑をかける。何故なら、皆が努力している時間を持て余していて、不安ばかり募るから、自然と周囲に目がいって、ちょっかいを出すのだ。小学校低学年の、授業中にイタズラをする子供に近い。だから自称「持たざるもの」はタチが悪いのだ。

 

 つまり、大事なのは「成功したか否か」ではなく、「前を向こうとしたか」である。少なくとも前進しよう。前のめりに倒れよう。そういう意思があれば、たとえ成功しなくても心は晴れる。周囲の雑念も気にならなくなる。何故なら、前を向いていれば、これが競争ではなく一人ひとりの独立した競技だと気付くからだ。

 

 ここまで来ればイイタイコトが分かるかも知れないが、つまり我々「人間失格」型の辛さというのは、自己嫌悪という言葉に集約される。夕方に、今日は何もしなかったな、と思う、あれだ。「持たざる者」型ではなく「人間失格」型であれば(というかほとんど全員がそうなんだけど)、自己嫌悪さえ何とかすれば"現状に対する不満"は薄らぐと思われる。そして自己嫌悪は、成功しないから生じるのではない。前進しようとしないから生じるのである。

 

 言いたいことがどんどんズレてきた。当初は「こういう奴は迷惑だ」という話を書こうとしていたが、いつの間にか自己啓発的な内容になっていた。なので、その二点について最後に書く。

 

・自分が何もしてないからって、他人にあれこれ口出しするのは非常に迷惑である。静かにしよう。あなた以外、みんな真面目に頑張っているのだ。

 

・自己肯定の鍵は「成功」ではなく「前進」である。前を向くだけで景色は変わる。顔色も姿勢も、全てが変わっていく。

 

 

今回は以上です。

 

 

全然後ろ向きな内容ではなくなった。

読み返したら、なんだか物凄く気持ち悪いことになっていた。なんだこれは。「発声練習」か。死にたい。次からはちゃんと暗い内容になると思う。

 

次は多分、モーモールルギャバンの好きな曲『悲しみは地下鉄で』について書く。

「今日を頑張らなかった、ビールを飲む価値もない」という夜を歌った歌。

なんだかんだ言って、僕ももちろん"頑張れなかった"側で、だからこんな話をしているのだ。

明日こそは、ビールが美味しく感じられればいいなと思う。