何故か今だに生き辛さを感じている。
原因は何なのか。解決策は何なのか。
もうずっと昔から考え続けており、仮説を立てて検証してきた。
が、もしかしたら、
その「生き辛さの正体探る行為」(=幸福について考える行為)自体が、生き辛さを生んでいるのではないか?
そう思い、これから二カ月ほど「幸福について考えずに生きてみる」を試すことにした。
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具体的な作業は、以下の通り。
・普段行っている、「こんな生活で良いのだろうか」「どうすれば幸福になれるのか」という自問を、意識的に行わないようにする。
・普段行っている、「やるべき作業のリスト」(家事、自己啓発など)を見るのをやめる。
※必須の作業は、任意のタイミングで行う。
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上記のルールを、5/12から実践している。
ひとまず二カ月は続けてみようと思っている。
考えてみれば、本当に小さい頃から「幸福とは何か」を考えてきた。
物心ついた頃から、と言ってもいい。
そんな染み付いた思考を手放して10日ほど経った。
最初の数日は、無意識に人生について考えてしまい、それを強引に引き剥がす、ということを沢山した。
その頻度は恐ろしいもので、仕事中・プライベートに関わらず1時間に一回、二回のペースで行っていたと思う。完全に癖になっていたと思う。
また、ルールに囚われず生活することで、得体の知れない不安感に襲われてもいる。
自分が何処にも進んでいないという感覚。このままの状態で人生が終わってしまうのではないかという不安感。
しかし客観的に見て、別に僕の人生は「このままの状態で」終わってしまっても構わない筈だ。
腹の底から幸福を覚える瞬間もあるし、「今の自分は恵まれているな」と思う事もよくある。
そもそも僕は何を怖がっているのか? よく分からない。
無理やり理屈を付けるとしたら、
「長い間不遇だったから、『現状を打破しなければならない』という強迫観念に囚われている」
という所だろうか? これが正しい保証も何処にも無いが……。
とにかく、僕は上記ルールを7月まで進めてみるつもりだ。
自分で決めた小説執筆スケジュールも、ブログ更新期限も、日記をつける習慣も、全て投げ打ってみる。
これで楽になれればいいと切に願う。