kenpi20の灰色マインドマップ日記

都内で暮らす会社員のライフログ、現状把握、自己分析

【日記】宇宙飛行士に憧れたい、『はじめての構造主義』まとめメモ1

■宇宙飛行士に憧れたい

 

NHKのドキュメンタリー『選ばれるのは誰だ?密着!宇宙飛行士選抜試験』観ました。


https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=37071

 


皆バリバリ勉強して夢に向かって努力してて格好よかった……そして目標のない自分に落ち込みました。

 


僕は彼らの何が羨ましいのか? 何が決定的に違うのか?
それはきっと、目標に対する意志の強さというか、「好き」という気持ちの強さなのだと思うのです。


もちろん彼らはとてつもなく優秀で、シンプルに能力が高いのだけど、僕はそれよりも、その能力を得る努力の源「意志」が羨ましい。


僕は試験や何かに向けてちまちま頑張る事は割と出来る方だけど、そもそも夢を持つことが苦手です。
例えば「宇宙飛行士」についても、そんなに憧れはない。楽しそうだと思えません。
良く言えば冷静なのかもしれないけど、結局それで努力が出来ないのであれば、単に人間としての欠点と言えるでしょう。

 


まあいいや。嫌でも日々は過ぎていくので、ふらふら考えつつ何とか生きていくしかないですね。

 

 

 

 

 

■『はじめての構造主義』内容まとめメモ(1) p.1~P.75

 

 


※読みながら内容をまとめたメモです。いずれちゃんと書きます。


—-

 


構造主義は、フランスにて50年代後半に、実存主義に遅れて登場した。
マルクス主義の後に注目を浴びたとも言える。
人類学や数学など、一見無関係な学問とも関わりがある、理解が難しい考え。


マルクス主義は、資本を社会の共有財産に変えることによって、労働者が資本を増殖するためだけに生きるという賃労働の悲惨な性質を廃止し、階級のない協同社会をめざすとしている。


マルクス主義「人類は歴史法則に支配されている。歴史はやがて必然的に共産主義を選ぶ。」
(反論)なら我々個人が命懸けで革命する意味は無いのでは?
サルトル「人間の生は元々意味がない。それなら歴史に身を投じてみては?」


構造主義(のストロース)「そもそも歴史は錯覚(ヨーロッパ人の偏見)にすぎない」


構造主義→ヨーロッパだけでなく人類全体を貫く「構造」があるのではないか?


「構造」とは何か分かりづらい。これは、構造がおそらく抽象的なものだから。
それを2章以降で読み解いていく。

 

 


◾︎2章
悲しき熱帯(1955)
→「熱帯に住む人々は、やり方が我々と違うだけで理性的である」


その3年後に出た『構造人類学』でストロースの立場が明らかになり、この立場が「構造主義」と呼ばれるようになった。


ストロースは哲学の素養を持ちながら人類学者になった。そのため新しい視点を持つことが出来た。
そして戦争の激動の末、ヤーコブンソンという学者と知り合い、「分析の方法論」を学んだ。


その「方法論」は、天才的な言語学者ソシュールが基にある。
ソシュールは、『一般言語学講義』にて、言語学の対象を制限した。歴史的研究をやめ、ある時点での言語の秩序(共時態)についてのみの研究を促した。
また、その中でも、個々人ではなく共通して分け持たれている規則的部分的(ラング)を対象にしようと提唱した。


言語体系は物質世界とは関係がない。世界に物質Aがあるから「A」という単語が出来たのではなく、「A」という単語があるから、世界の中で「物質A」が区別された。
音も、他の音との区別から産まれた。
つまり言語体系とは、「他との区別」のみによって成り立っている。


ストロースは、この考え方(正確にさそれを応用した音韻論)を、言語だけでなく人類の文化すべてに適用できないかと考えた。

 


※音韻論とは、言語論の一分野で、文法や意味ではなく音(母音や子音)の成り立ちや関係から言語を研究する学問。


ストロースの考えを音韻論に応用したブラーグ学派は、「音素」(言語の最小単位)を発見する過程で、言語の聞き取りには恣意性(イヌと聞こえる音の集合に特徴があるのではなく、話者が他の音とどう区別しているか)があることを突き止めた。


ヤーコブンソン→音素は、区別でしかないのだから、「二項分立」(無声/有声など)の特徴をいくつも立てることで、(世界中の音素が)全て説明できるのではないか。
更に、2つの特徴の01で「3つの要素(三角形)」を分けられることも考えた。


以上の話を、ストロースはヤーコブンソンから聞いた。


当時ストロークは、ナンビクワラ族について研究していた。民族の社会とは「親族」のことである。彼はナンビクワラ族ほ親族の具体的成り立ちだけでは満足できず、「なぜどの民族も「親族」をもとに社会を作るのか?」を突き止めたいと思った。


何故なら、その時流行っていた人類学の機能主義(すべての習慣は、その民族にとって何かしら機能があるから存在する という考え)に不満を持っていたから。
機能主義だけで説明しようとすると、「他の習慣でも良くない?に答えられない」「機能が分からない習慣(近親相姦)」という問題があり、不完全。
それらも解決できる新しい「理論」の構築を試みた。

 

 

 

■今日の出来事

 


・子供を少しは外に出そうと思い、もう一つの最寄り駅の方にあるお寺へ初詣。
 金太郎と牛若丸?の彫り物が特徴的。
 金太郎がタコか何か吐いてる? と思ったら自分の手をしゃぶっているのでした。

 

 


・『はじめての構造主義』読み進め。思ったより自分の希望(人生の考え方の参考にしたい)に役立つかも。

 


・昼はビックマックセット。フィレオフィッシュにしようかと思ったが、ほぼ同じ値段なのでビックマックを選んでしまう。お店は並んでいたけど、席は空いていたのと、モバイルオーダーにすればあまり待つことなく食べられました。

 


・『おもしろ荘』『あらびき団(途中まで)』観る。

 


・マンション購入時(ローン、引越し等)のお金について整理。頭金(自己負担金)は685万円でした。庶民には手痛いな……。