僕という個体は、「人恋しさ」という苦痛に対して、強いのではないかという話。
数日前から風邪を引いている。
かといって、何日も寝込んでいられるほど時間に余裕はない。
今朝は熱が下がったようだったので、研究室に出向いてみた。
親と顔を合わせたくないというのもあった。
これが失敗だった。
ずっと座って作業をしていたのだが、みるみるうちに体調が悪くなってきた。
それでも、親が寝る時間までは帰るまいと21時ごろまで粘った。
本当は何か体にいいものでも食べたいが、家に帰ってもろくな食べ物はない。*1
そんなこんなで、風邪をひくのも一苦労だなと思った。
……が、この大変さは、人恋しさ等ではなく、単にお金がないからだと気付いた。
お金さえあれば、一人暮らしを出来るから、好きな時間に帰ればいい。
お金さえあれば、コンビニでバックのおじやでも何でも買えばいい。
お金さえあれば、暖房を使って暖かい格好をして、薬を飲んで眠ればいい。
僕が悩んでいることは、どれもお金があれば解決することだ。
「風邪をひいて人恋しくなる」ということは今のところない。
これは、家庭環境に問題があり結婚が非常に難しい僕にとって、かなりのメリットではないだろうか。
そうポジティブにとらえている。
※「年をとると人恋しくなる。人間とはそういうものだ」という言説もよく耳にするが、
僕は自分の経験から、「人間とはそういうものだ」的な言説は信じないことにしている。
そこには根拠が無いからだ。
*1:「食材は自由に使っていい」と言われているが、実際に自由に使ったらおそらく怒られる。怒られること=「出て行け」となりかねないので死活問題だ。