昼から下世話な話で申し訳ないのだが、なんともまあお金が足りない。
来年から一人暮らしを始める関係で、まとまったお金が必要なのだ。
始めた後は社会人だから特に問題はない(?)のだけど、初期投資はどうしても必要になる。
親の援助に関しては、親は気分で意見がころころ変わる人なので、とてもじゃないが信用できない。
で、今は院生をしながらバイトをして、切り詰めながら暮らしている訳だが、
なんというか、お金の問題というのはソリッド的というか、シビアというか、人情味がないな、と思う。
物理的に無理な壁というのがあるのだ。
卒業を控えた院生だから、これ以上働く(バイトを掛け持ちする)のはほぼ不可能だ。
節約も、食費以外は何も使っていないのだから、これ以上は難しい。
何というか、「努力で何とかなる限界」が見えている。
精神論ではどうにもならない世界。それがお金の問題だ。
お金は、人生の全てでは決してないけれど、幸福の必要条件ではある。
「(死体から物を盗むってのが悪い事だとは分かっちゃいるが)俺だって死ぬまでに天ぷら蕎麦ってやつを食ってみてえし、芝居ってのがどんなものか見てみてえ」
最近、お金がないので演劇鑑賞を諦めた自分のことを思い出した。
健康状態も、精神状態も、金銭状態も、着々と死に向かっているように感じる。
僕も屍体を盗んでくれば幸せになれるのか?
それとも、女の屍体の髪を抜いて、かつらでも作ればいいのだろうか。