kenpi20の灰色マインドマップ日記

都内で暮らす会社員のライフログ、現状把握、自己分析

【毒親】 「成長に伴い心変わりをする子供が悪い」という理屈の論理的矛盾

 

昨日の続き。

 

母の意見に矛盾があることを導き出す。

まず、昨日の母の意見はこうだ。

 

「子供というものは、幼い頃は強く親を求める。
親はそれに応え、そのために仕事や交友関係を失う。
しかし成長した子供は、思春期を境に、親との距離を取りたがる。
それは、親の気持ちなど一切考えない自己中心的なものだ。
親は、そんな自己中心的な子供のために、不幸になる」

 

この意見は、「心変わり」を悪とすることで理屈が通っているように見えるが、実は論理が破綻している。

 

論理破綻を導くためのポイントは、親の立場から見て子供の心変わりは実質2回あるということだ。

 

つまり、

①「生まれる前の何も求めない状態」から「赤ん坊の頃の、強く母を求める状態」への心変わり
②「赤ん坊の頃の、強く母を求める状態」から「思春期以降の、強く母を求めない状態」への心変わり

 

の2つがある。

細かく区切れば無数にあるだろうが、最も大きいのはこの2つだ。*1


そして事実として、母は①の心変わりに関しては何も文句を言わなかったのに、②の心変わりに関してのみ文句を言い、僕を責めている。

 

何故か。

それは、「心変わり」そのものに腹を立てていたのではなく、「強く母を求めない状態」に腹を立てていたからだ。

 

以上より、母の「心変わりは悪だから、お前が悪い」という論理は破綻した。

 

母は「心変わりは悪だから」僕を責めていたのではなく、「強く母を求めなくなったから」僕を責めているのだ。

そしてそれを隠すために「心変わりは悪」という思ってもいない論理を用いた。*2

 

そして、「強く母を求めなくなった=悪」という倫理観は、流石にありえない。自己中心的としか言いようがない。そんな倫理観を僕が支持するはずがない。

 

以上より、母の論理は詭弁であり、僕がそれに従う必要はない。

 


母は用いたこの策は、卑劣で巧妙な手だ。

しかし、僕を騙せるほどの手ではなかった。

 

僕の勝ちだ。

 

 

※昨日の記事

【毒親】 心変わりすることを「悪」と規定されると、子供に勝ち目はない - けんぴの灰色マインドマップ日記

 

 

 

*1:①は、「親の立場から見て」のみ成立する。少し苦しいかな?

*2:おそらく、無意識にだろう