昨日話していた件(+その他の件)について、カウンセリングの先生と色々話してきた。
昨日は、
「日々に対して目標があったほうがいいのか。無いのであれば無理にでも設定したほうがいいのか」
という記事を書いた。
カウンセラの先生の意見はこうだ。
「精神が落ち込んでいる時に、正しく目標を立てることは絶望的に難しい。
そして貴方の場合、来年一人暮らしを始めれば状況はかなり改善する。
だから、来年までは目標を立てずに、今日や明日のことだけを考えて生きてみてはどうか」
僕の気を軽くするために言ってくれているのは分かっている。
が、"現状では目標を立てるのは難しい"というのは、確かにな、と思った。
幸福(もしくは不幸)には二種類ある。
今後の人生を思い描く際に感じる「長期的な幸福」と、
今この瞬間に感じている感覚そのものに注目した「短期的な幸福」だ。
精神に問題がある現場では、「長期的な幸福」は歪んだ形でしか受け止められないから、
「短期的な幸福」のみに着目し、それが最大値となるよう努めてみるべきだ、というのが先生の主張だということになる。
実はこれについては、6月13日の日記で既に触れた。
当時は「短期的な幸福」のみに着目することをかなり自虐的に綴っているが、今回はこれをポジティブに捉えてみてもいいかもしれない。
つまり、その瞬間の「短期的な幸福」(幸福の時間微分)のみを高めることに躍起になってみようと思う。
具体的には、好きなものを食べたり、好きな本を読んだり、好きな時間に寝たり……そういうことだ。
懸念事項の一つとして、
「現状が悪すぎるために,短期的な幸福すらもプラスに出来ない」という自体がある。
それだと、例によって『我慢』していくしかない訳だが……
そこはまあ、まだ考えないようにしよう。
思考は、一人暮らしを始めてからの課題とする。
これこそが、「短期的な幸福」メソッドの本質である。
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