kenpi20の灰色マインドマップ日記

都内で暮らす会社員のライフログ、現状把握、自己分析

2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【日記】 生まれ故郷の風景が重機によって破壊される

家の近くの駅が改装されるらしい。 あまり詳しくは書けないけれど、駅全体に関わる大規模な工事で、数年後には駅前はまったく違った景色になるそうだ。 そういえば、僕の母校である小学校も、統廃合により無くなるらしい。 数年後には建物が壊され、国の施設…

【日記】 今の自分がどれくらい駄目な人間なのかよく分からない

今日は、修士論文第一章の1回目の提出日だ。 本当の〆切は来年の1月だが、研究室の後輩や先輩に何度も添削をしてもらう予定になっており、その最初の〆切が今日というわけだ。 だが、昨日今日と、家でネットをだらだらと見て過ごした。 〆切があまりに近くな…

【日記】 人生を1日(の起きている時間)に例えたら

68日前の日記で、「人生を24時間に例えたら」という話をした。 それによると、24歳の僕はまだ朝7時だから、今後のことは分からない。 そんなポジティブな話だった。 しかし、この「人生を24時間に例えたら」という話は、よく考えるとあまり上手い例えではな…

【創作談義】 自分の作りたい作品を作るか、世間に受ける作品を目指すか(僕の場合)

自分の作りたい作品を作るか、世間に受ける作品を目指すか。 何か作品を作って、公表しようと考えた人なら一度は悩んだことがあるだろう問題だ。 この問題について、「絶対的にこちらが良い」という一般的な答えはおそらくない。 何故なら、人生の目標が人に…

【日記】 「原爆が正しかったかどうか」と「家族が死んで悲しかったこと」とは関係がない

僕は子供のころ、小学校の図書館で『はだしのゲン』を全巻読んだ。 すごく面白くて、好きだった。今でも好きだ。 あの漫画の魅力は、「戦争の歴史的資料」や「教育書」というところではないと思う。 というのは、たまに問題視されているように、あの漫画には…

【日記】 院生の研究生活は「振り出しに戻る」の繰り返し

はてさて、研究相談が終わり、研究の目処は立たないまま、帰路である。 何度か書いているが、院生の研究生活とは、 「作業する」→「発表する」→「駄目出しされて振り出しに戻る」→「作業する」→…… の繰り返しである。 まるで賽の河原だ。 もちろん先輩方は…

【日記】 偉人エピソードなどの「物事の外っ面だけを楽しむ」という習慣

ああ忙しい忙しい、と言う嫌な大人になりつつある自分に気づく。危ない危ない。今日は「もっと肩の力を抜こう」というコンセプトのもと、結論のない話。世間の人々や、自分を見ていてよく思うことなのだが、「物事の外っ面だけを楽しむ」という悪しき習慣が…

【工学】 TOTOの『エアインシャワー』開発に見る、工学的思考プロセス

今日は忙しいので手短に。 久しぶりに工学の話をしよう。 今日の話は、トイレで有名な『株式会社TOTO』の新製品、「エアインシャワー」と、その開発プロセスについてだ。 これが非常に論理的で素晴らしかったので紹介したい。 まず最初に、「エアインシャワ…

【日記】 ブログを毎日更新して100日経った ―― 「ごちゃごちゃ」の配分がその人の個性

気づくと、このブログも毎日更新を始めて100日が経っている。 まあ、100なんて数字は両手の指の数の二乗というだけで特に意味は無い。月が3回公転したという事実のほうがよっぽど重要だ。 そういうわけで、この三ヶ月を振り返ってみよう。 --- まず最初にお…

【日記】 近赤外線が反射しやすい脳だと褒められた話

久しぶりに軽い笑い話。 今日は、知人の実験の被験者を行ってきた。 その実験は、あまり詳しくは書けないのだが、脳活動を測定するものだった。 頭に「脳計測装置」(たくさんコードが付いた帽子のようなもの)を付けられ、その状態でアレコレと動作をさせら…

【日記】 「完了すべきタスクが残っている限り休まない」メソッド

今日は、昨日まで話していた科学の話はお休みして、日常に関する単なる日記。 気づくと、大学の研究に関する〆切が近づいている。 つまり、またタスクを貯めてしまったわけだ。 なぜ毎回同じ過ちを繰り返すのだろう? 自分の学習能力の無さにうんざりする。 …

【科学】 あらゆる物理法則(科学の法則)は、間違っている可能性がある

昨日、物理の問題について考えていて、 ある結論を導き出してしまい、非常に悲しい気持ちになっています。 それは「あらゆる物理法則(科学の法則)は、間違っている可能性がある」ということです。 念のため言っておきますが、この記事は宗教論ではないし、…

【科学】 物理学は「どうしてそうなるのか」の根源的な説明はできない

科学において、世界の現象を解明していくと、いくつかの基本的な物理法則に基づいていることが分かってくる。 例えば「月はなぜ地球の周りを回るのか」「雷はなぜ発生するのか」といった自然現象は、 「万有引力」「ローレンツ力(フレミング左手の法則のア…

【日記】 楽に生きる方法と楽に死ぬ方法は背反

たぶん読む人にとってはかなり不快になる話だと思うが、 ふと自分の人生を振り返ってみると、外から見たら憎たらしい奴だろうな、と思う。 というのは、いつも「人生がつらい」だの「楽したい」だの言っているくせに、 人生を左右する局面では、脱落せずにち…

【日記】 社会に参加している感覚がない

出掛けるのが凄く億劫で、でも出掛けなければならない時、 僕はイヤホンで音楽やラジオを聞きながら家を出る。 そうすると、「外に出る」という行為のハードルが劇的に下がる。 つまり在宅時と外出時のギャップが、良くも悪くも縮まる。 そういう意味で、携…

【日記】 気分の上がり下がりは、水面の乱れに似ている

また落ち込んでいるので暗い話になって恐縮だが、気分の上がり下がりの話。 個人的な感覚だが、気分の上がり下がりというのは、水面に似ていると思う。 水面が静かな時が「気分のいい状態」で、水面が乱れている時が「気分の悪い状態」だ。 静かに水の中を歩…

【日記】 物事を進める時、周囲に「お仲間」が居た方がいいかどうか

今日はなんというか、悩んでいることの報告です。なので結論はありません。 また、最近は記事の長文化が深刻なので、短くまとめます。 物事を進めるときに、周囲に「お仲間」が居たほうがいいかどうかという話です。 まず、勉強や研究をする際には、近くに「…

【日記】  古畑任三郎シーズン1 第2回『動く死体』 ―― 犯人の人物設定の巧み過ぎる回収

ドラマ『古畑任三郎』で、とても好きな回があるので、その紹介。 ※途中からネタバレあり --- まず『古畑任三郎』シリーズの基本設定だが、 一話完結のサスペンスドラマで、毎回ゲストの大物俳優が、物語冒頭に殺人を犯す。 彼(彼女)は巧みに偽装工作する訳…

【日記】 科学の、「論理的正しさ」のみを価値基準に置く姿勢が好き

久しぶりにポジティブな日記である。 今日は、まだ夏季休業期間中ではあるが、久しぶりに研究室に行って作業をしてきた。 今日の作業は、修士論文を書き始めるにあたって、自分が今何をしていて、何が問題で行き詰まっているのかを再確認し、あわよくばその…

【日記】 主観的な価値観というものが一個人の中に複数あり、それらは背反しうる

まず、昨日(9月8日)の記事と、9月5日の記事とで矛盾が生じている気がしてきたので、その点を整理していきたい。 昨日は記事の中でこう書いている。 作業しない場合、(略) こっぴどく怒られる。これは由々しき事態である。 だから作業をしたほうが良い。 し…

【日記】 主観的な願望を捨て、社会が求める通りの価値観で生きたほうが楽そう

そろそろ、また学業に力を入れなくてはならない。 僕は工学部の修士2年なのだが、最近は落ち込んだりしていたせいであまり研究をしていない。 で、もうすぐ秋季の発表などが始まるので、何かしら進捗を出さなくてはならない。 最近は、恋人と別れたし、バイ…

【日記】 生き方が間違っているから苦しいのかもしれない

たまに不安になる。 もしかして、母は善良な人間で、自分はただ自分勝手に騒いでいる極悪人なのかもしれない。 自分が書いている小説なんてこれっぽっちも面白くなくて、執筆なんて無意味な行為なのかもしれない。 仕事をして金を稼いでも、良いことなんて一…

【小説感想】 ミシェル・ウエルベック『闘争領域の拡大』 ―― 闘争にまみれた社会で幸福を得る唯一の方法

闘争領域の拡大 posted with amazlet at 14.09.06 ミシェル ウエルベック 角川書店 売り上げランキング: 283,460 Amazon.co.jpで詳細を見る この偉大な小説について、僕の拙い文章力で何かを述べることは難しいのだけど、ひとまず一番言いたいことを冒頭で述…

【日記】 人生に「すべきこと」は1つもなく、だから主観的な喜びを追い求めるしかないのでは

今日は、話の終着点を決めずに日記を書き始めます。 ただの日記です。 最近は、目標を達成することよりも日々を楽しむ(自分に甘くする)ことのほうを優先させようと考えいて、結構日々が楽しい。 落語を見に行ったり、小説を書いたり、映画を観たり、本を読…

【創作談話】 「自然な会話」を再優先にして話を作るということ

創作における台詞の話。 『ミツコ感覚』という映画を見たのだが、映画内のセリフがあまりにもリアルで驚いた。 言わされている感じが全くなく、役者とも合っていて、不気味な程だった。 この脚本を書いた人間が実在する、ということが信じられない程のリアリ…

すみません死ねませんでした

僕が死ぬのは、全て母のせいです

【研究】 大学院生の研究はどれほど偉大なものなのか

久しぶりに研究の話をしようと思う。 「大学院生という存在は、学術界においてどのような立場か」という話だ。 大学院生という存在は、部外者からするとおそらく謎めいた存在だと思う。 学生なのか研究者なのかもはっきりしないし、毎日何をしているのか、…

【創作談義】 同人活動を辞めた理由と、同人活動をして良かった点

数年前まで、少しだけ同人活動をしていたので、今日はその話。 ちなみにここで言う同人活動とは、「趣味で漫画や小説を書くこと」ではなく、「即売会で同人誌を売る(頒布)すること」である。 まず最初にネガティブな話から。 なぜ僕が同人活動を辞めたかと…