会社にあてがわれた狭いアパートではなく、出先で文章を書きたくなったからだ。
たぶん僕は外のほうが捗るタイプだと思う。
あと、死ぬほど落ち込む現象も、外にいれば軽減できる気がする。
どうだろう? とりあえず試してみようと思う。
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以下、書いていた内容を全部消して、二稿目。
生意気にもライフハック的なことを書こうとしていたのだが、馬鹿らしくなって、やめた。
偉そうに人を啓蒙する余裕なんて僕にはない。
だから、とても個人的なことを書く。かなり恥ずかしいことを書いたが、まあ、匿名だから、よしとする。
僕は公務員試験の勉強をしようと思っていた(すべき)なのだが、
専門外の勉強があまりにも出来なくて、恐ろしくなっている。
自分が嫌になる。結局は努力するのが嫌なのだろう。
しかしこのまま試験勉強をしない未来を考えると、これまた恐ろしい。
今の仕事を続けるとして、それはそれで、泣きながら、生きながらえてしまう自分が見える。
怠惰だ。そんなことをしても、何もいいことなどないはずなのに。
言い訳はいくらでも用意できる。
「激務やうつ状態のせいで、正しい認知ができなくなっている。」
「今はとりあえず休暇をとるべきだ」
そんな、耳障りだけはよく無責任な言い訳は、そこらに転がっている。
しかし僕は、僕の人生を生きなければならない。
どんなに不利でも、僕は今この瞬間までの全てを背負い、今日、明日、明後日と生き続けなければならない。
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一方で、慢性的な無力感というか、「結局、何をしても無駄なんじゃないか」という気持ちが消えない。
僕は『負け組』側の人間だ。
経歴とかそういうモノで負け組なわけではなく、見た目とか、性格とか、そういう部分で負け組なのだ。
こういうものって、変われるのだろうか。仮に僕がハーバードの主席だろうと、変わらないのではないかと思う。
僕は物語において、「無力」とか「万能」とかいったテーマが好きだ。
才能の前にすべてが無力化される『アマデウス』だとか、暴力が場の全てを支配する『ファニー・ゲーム』みたいな映画が好きだ。
なぜこういう話が好きなのか、自己分析すると、おそらく「僕の現状は努力で何ともならない」と思いたいからなのだと思う。
僕はおそらく、ただ努力がしたくないだけなのだ。
努力しない言い訳として、「僕の現状は努力で何ともならない」と思いたい。
そのために、万能な存在が登場する物語を好むのだ。
では、この現実世界において、僕の現状は努力で何ともならないのか?
正直なところ、それは全く分からない。
あとほんの少し努力すれば、僕は心の底から幸せになれるのかもしれない。
もしくは、一生努力しても何も変わらないのかもしれない。ゴミのような人生のままかもしれない。
ただひとつ言えることは、「どちらにしろ、頑張るしかない」ということだ。
結局、僕にできることはそれしかない。
可能性が何パーセントだろうが(0パーセントだろうが)、何が自分にとって幸福なのかをよく考え、実行するしかない。
そこまで分かっているのに、なぜ行動を起こさないのか。
怠惰だからだ。
それ以外に理由はない。もう誰のせいにも出来ない。
僕は怠惰だというその一点において、人間として劣っているのだ。
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今もこうしてブログを書きながら、
「どうにかして、楽に幸せになれないか」
と考えている。
しかし、「楽に幸せになる」のは、僕にはおそらく無理だ。
楽して幸せになれるのは、家庭環境に恵まれた人とか、自分に合った仕事に出会えた人とか、何かの才能を持っているとか、そういう人だ。
そんな人達は僕とは関係ない。
僕は僕の人生において、幸福にならなければならない。
「幸福にならなければならない」という義務感が、重い病のように僕にのしかかってくる。
僕は現状を幸福だと思い込めるほど器用ではない。
日々、誰かに殺される妄想ばかりを延々と繰り返す。
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楽して幸せになれる唯一の方法が、恋愛だと思う。
資格を取るには資格の勉強が必要だし、職歴を付けるのにも、スポーツができるようになるのにも、忍耐が必要だ。
しかし恋愛は違う。何の努力もなく、ふと、人に好かれる可能性がある。人々が恋愛を追い求める理由はここだろう。
僕も人に好かれたい。
もう一人で生きるのは嫌だ。
僕の人生を、他の誰かにも重要視してほしい。
僕の親は、僕の人生なんてどうでもよかったらしい。
最近は仕事を頑張っているので、上司たちは僕を可愛がってくれているのだけど、
でもあの人達にとって最も大事なのは、言うまでもなく家族だ。
僕は何のために生きているのだろうか?
誰かに「君が生きていてくれて良かった」と思ってほしい。
そう思ってもらえるのなら、もう少し頑張れるかもしれない。
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書いているうちに整理されてきた。
「僕にとっての幸福とは、人に好かれることらしい」
「努力したところで幸福になれるとは限らない」
ということで、やる気がでないらしい。
どうやったら人に好かれるのだろうか?
そう考えるとやはり、まず人と出会う数を増やすしかない。
ああそうだ、だから、やはり、僕は早く東京に戻らなければならない。
転勤族なんてやっている場合ではない。
こんな所で二の足を踏んでいる場合ではない。
書いているうちに勉強する気になってきた。
おそらく「ソウ状態」だ。
勉強してきます。