世界には楽しい物がたくさんあると思う。
推理小説は面白いし、最近は哲学の勉強をしたいと想っている。研究(の論理付け)も楽しいし、映画も、落語も楽しい。演劇も面白そうだ。他にも試した見たいことはたくさんあって、今は全く知らない楽しいこともたくさんあるだろう、と思う。*1
問題はそこに辿り着けるかだ。これらを享受するためには当然、それに見合ったお金と時間が必要だ。
しかし我々には生活がある。
その「生活」の難易度は、個人の環境によって千差万別だけれど、あまりに環境が悪い場合には、その「面白いもの」に辿りつけない可能性がある。
辿りつけても、「生活」のための苦痛が多すぎて、割に合わないかもしれない。
今日はとりあえず、僕が「世界のすべて」の絶望している訳ではないことを書いた。
しかし、「楽しい領域がある(らしい)」というだけでは、生きるに値するほどの希望にはなり得ないし、「生活」というのはやはり軽いようで重い問題だ。
少なくとも、夢見る生活がある、という事実だけでも有り難がっていこうと思う
*1:僕の主観においては。