kenpi20の灰色マインドマップ日記

都内で暮らす会社員のライフログ、現状把握、自己分析

【生き方】 「楽しい瞬間を維持すること」だけを目標にするのも人生だが、それはそれで難しい。


最近おぼろげに想っていること。

 

人生というと、「目標を定めて、それに向けて努力すること」が正しいとされることが多い。

でも、「楽しい瞬間を維持する」ってだけでも、十分なのではないか。

何か偉業をを達成する必要なんて無いんじゃないか。

 


ただ、後者の「楽しい瞬間を維持する」というのは、楽なようで、実は厳しい条件がいくつかある。


まず第一の条件として、今が楽しくなければならない。

貧困にあえいでいるとか、病気で体が痛いとか、精神を病んでいるとか、叶えたい夢の前で苦しんでいるとか、人間関係などに問題を抱えていているとか、そういう状態では「今が楽しい」とはいえない。

これらを全て解決しなければならない。

 

次に第二の条件として、今後も楽しい状態を維持できる見込み、が必須である。

そういう意味で、例えば学生のうちはこの条件は満たせない。

何故なら、確実で定期的な収入が確保できていることが必要条件だからだ。

他にも、自分にとって必要であれば、健康とか恋人とか、そういうものの維持(できる見込み)が必要となる。

 

 

ここまでくると、正直言って絶望的な難易度だと言える。

 

この条件を満たすくらいなら、なにか適当な夢(目標)をでっちあげて、「これ向けて努力しているから大丈夫」という免罪符を持ったほうが楽なようにすら思える。

 


だが、いくつか裏技がある。

 

第一の条件(今を楽しむ)の裏技は、食事や酒だ。

即物的な幸福によって自分を騙すことはそこまで難しくない。

 

第二の条件(今後の楽しさの見込みの)の裏技は、自殺だ。

「不幸になったら自殺しよう」と考えれば、第二の条件は無いに等しい。

ただ問題として、「自殺によって解決できない問題を抱える(他者の幸福を望むなど)」「自殺そのものが怖い」という状況に陥ったらアウトだ。

そのことは忘れない方がいい。

 


こういう裏技も駆使しつつ、第一・第二の条件を満たせば、「楽しい瞬間を維持する」という状態になれる。

 

一瞬の夢のために努力する人生もいいけれど、こうやって「常に幸福な状態」を目指す人生も良いんじゃないかな、と思う。

 


まあ、何にせよ楽な道はほとんど無い。