68日前の日記で、「人生を24時間に例えたら」という話をした。
それによると、24歳の僕はまだ朝7時だから、今後のことは分からない。
そんなポジティブな話だった。
しかし、この「人生を24時間に例えたら」という話は、よく考えるとあまり上手い例えではないと思う。
何故なら、人は24時間起きている訳ではないからである。
つまり、もしも人生を1日に例えるのであれば、「起きている時間」だけを考えるのが正しいのではないか。
「人生を1日(の起きている時間)に例えたら」を考えてみよう。
大雑把な計算として、7時起き23時寝の日を考える。
80歳まで生きるとしたら、1時間あたり5年という計算になる。
20歳の人は、昼の11時に居るのだ。
25歳の人は、昼の12時。
30歳の人は、昼の1時。
どうだろう。
まだポジティブでいられるだろうか?
「人生は最後の瞬間まで分からない」というのも、確かに事実だ。
80歳になってから、23時を過ぎてから素晴らしい事柄に出会うかもしれない。
だが、事実として、今も時間は着実に進行している。
そして僕が過ごしてきた「起床からの数時間」も、確かに僕の人生の本番なのだ。
何のために生まれて何をして喜ぶのかは全く分からないままだ。
だが、死だけは刻一刻と近づいている。
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