kenpi20の灰色マインドマップ日記

都内で暮らす会社員のライフログ、現状把握、自己分析

【創作談義】 自分の作りたい作品を作るか、世間に受ける作品を目指すか(僕の場合)

 
自分の作りたい作品を作るか、世間に受ける作品を目指すか。
 
何か作品を作って、公表しようと考えた人なら一度は悩んだことがあるだろう問題だ。
 
 
この問題について、「絶対的にこちらが良い」という一般的な答えはおそらくない。
何故なら、人生の目標が人によって異なるからだ。
芸術の本質を求めている人、一発当てたいだけの人、大金持ちになりたい人、小金持ちになりたい人、他の仕事をしたくないだけの人……それぞれにとって、この問題の答えは異なる。
 
 
だからこの記事では、僕がどちらを目指すかと、その理由について述べる。
 
 
 
 
 
本題。
 
自分の作りたい作品を作るか、世間に受ける作品を目指すか。
 
結論から書くが、僕が今目指すのは、「自分の作りたい作品を作る」のほうだ。
 
理由は2つある。
 
 
 
 
1つは、金儲けは会社勤めで行うと決めたからだ。
 
僕は来年から、とある会社で研究員として働く。だから、小説で食い扶持を稼ぐ必要はない。そして、大金持ちなりたい訳でもない。
 
だから、世間受けの良い作品を目指す必要はない。
 
 
 
 
2つ目は、今までの経験から、興味のないことをしても楽しくなさそうだと思うからだ。
 
何度か書いた通り、僕は「就職に有利そうだから」という理由で、興味のない機械科に入った。そしてその中でそれなりに立ち回れた。
しかし、全く楽しくはなかった。
 
だから、もしもこれから世間受けの良さそうな小説を書いても、それで客観的な成功を掴んでも、全く楽しくなはいと思う。
 
逆に言えば、打算に満ちた僕の人生で、唯一打算なしで好きなようにやっていこうと決めたのが、小説なのだ。
 
 
 
以上の理由から、「自分の作りたい作品」を作ることを第一義としてやっていきたい。
 
今後もそれだけは忘れないでいたいなと思う次第である。そのために、今日ここに書いておいた。
 
 
 
 
 
それにしても、何者でもない立場の僕が、こんな偉そうなことを書けるあたり、匿名のブログというのは本当にいい加減な場所だ。
 
こういうのは、何かを為した人が言うと格好良いのだけど。