kenpi20の灰色マインドマップ日記

都内で暮らす会社員のライフログ、現状把握、自己分析

【日記】 価値観の喪失と、その自覚からの改善

 
 
例えば、恋人と結婚したいとする。
うちの親は精神に問題があるので、結婚するのはとても大変だ。不可能とすら言っていい。
だから諦める。
その際、落ち込まないように、「そもそも別にそこまで結婚したくなかった」と自分に言い聞かせる。
すると、本当に結婚したくなくなってくる。
結果、「当初、自分が結婚したかったのかどうか」も不明瞭になる。
 
 
就職先も同じだった。
僕は本社が東京にある会社しか受けさせてもらえなかった。
本当はもっと色々な会社を受けたかったのだが、「そもそも別にそこまで働きたくなかった」と言い聞かせた。
 
 
こういうことを繰り返しているうちに、
自分が本当は何をしたかったのか分からなくなってきた。
そして最終的には、何もしたくなくなった。
 
学習性無力感というやつだろうか。
そんな気もするし、少し違う気もする。
 
 
ただ、ポジティブな意見も言うと、
こうした問題の解決の第一歩は「自覚すること」だという。
このように、「言い聞かされて精神が曲がった」ということを自覚すれば、
あとは適切な治療によって健康な精神を得られるかもしれない、ということだ。
 
 
何度も似たような暗い話を書いてしまい、読んでくれている方には恐縮だが、
ここに書いて現状を整理すること事態が、治療の一環となればいいと思う。