3週間ぶりにカウンセラーの先生の下に行ったら、
「今すぐに精神科に行って薬を貰ってきなさい」
と言われた。
外出中に理由なく涙が出る件と、自殺を具体的に計画・未遂した件が大きかったらしい。
反論する理由も気力もないので、明日、紹介された精神科病院に行くことにした。
抗うつ剤はそのほとんどが単なる鎮静剤(鎮痛剤)であり、治療薬ではないという説明は既に受けていた。
しかし、もうそれでも良いと思った。頭が重くて毎日がつらいので、ひとまずこの苦痛から逃れられればいい。
もし依存状態になったり、悪化したり、最悪死亡したりしても、後悔はない。
誰も恨まない。僕は静かに死ぬ。
精神科患者になることに関して、それほどの感慨はない。もうそんなことに情緒を使う余裕はない。気分は回復するのか、それだけが気になる。
少し前に「このブログを病人の経過報告日記にはしたくない」と書いたばかりだが、結局僕は病人になってしまった。
とはいえ、病気が僕の本質ではない。
僕という存在には、他の側面もあるはずだ。
そう信じたい。
この病気のために僕の命が終わるとしても、僕が生きてきた人生のすべてが、病気に、母に塗りつぶされるのは嫌だ。
「僕は、僕にとって、ただの精神科患者ではない」と、
胸を張って僕はそう言えるようになりたい。
これは目標設定や宣言ではなく、単なる願望である。
そのために努力をする気力は、今の僕にはない。
「精神科患者」以外のアイデンティティが欲しい。
だが、おそらく無理だろう。それが今の僕のすべてだ。