kenpi20の灰色マインドマップ日記

にわか作家志望(某メーカー研究職、新入社員)による、現状把握・思考整理

【思考】 願望と事実の区別をつける


子供の頃、幽霊は居ると確信していた。
根拠はこうだ。

 

「だって、もしも僕がひどい殺され方をしたら、犯人を強く恨むだろう。絶対に幽霊になって呪い殺す。だから幽霊は存在する」

 

もちろん、この論理は間違っている。

「幽霊になりたい」と「幽霊になれる」は、根本的に違うからだ。そこに論理の飛躍がある。

こういった、繋がっていないエセ論理は世の中にたくさんある。


「完全な悪人なんて居ません。だってそんなの悲しいじゃないですか」
「私は漫画が好きです。だから、漫画を電車内で読んでも良いと思います」
「私は戦争が嫌いだ。だから戦争はいけないことだ」


こういったエセ理論には共通の特徴がある。
それは、自分の思いが先に来ているということだ。
自分の願望が強すぎて、それを事実だと思いこんでいるのだ。

 

気持ちは分かる。誰でも、自分の感情を正当化したい。
悪い意味で、とても人間らしい思考だと思う。
しかし、その理論は間違っている。

 

それが「悪い」とは言わないない。
「間違いは悪」なんてルールはない。
勝手に願望を事実だと思いこんでも、一向に構わない。

しかし、それは絶対に間違っていて、それは自覚しておいた方が良いと思う。

 

というのは、大事な選択をする場面で間違えると、後で不幸になるからだ。

学校を選ぶ時、就職先を選ぶ時、結婚相手を選ぶ時、起業する時、選挙で投票をする時……
そういう大事な場面は、おそらく、間違っていない思考で判断した方が良さそうだ。

 

そう言う時に、願望と事実をごっちゃにしていると、正しい選択は出来ない。

言葉にすると簡単だが、実際に自覚するのは結構むずかしい。


「この大学は格好良いな。おそらく授業内容も素晴らしいだろう。そうに違いない」

「起業したい。うまくいくに違いない」


こういう思考に囚われないように注意したほうがいい。

 

事実だけを冷静に考えるのは、確かにとても怖い。
自分が間違っているかもしれないと疑う行為は、恐ろしい。

 

でも、それをきちんと検討した後に得られる選択は、きっと後になって自分を救う。