今日は少し気分が良いので、打って変わってただの日記を書こう。
今回は単語カードの話だ。
昔から暗記が苦手だった。
暗記作業が嫌いということもあったが、単純に記憶力が悪い。
物事も、人の名前も覚えられない。
だから子供の頃から地理や歴史の成績は悪かった。英単語も覚えられなかった。
そんな僕が、試行錯誤の結果、唯一良いと思える記憶法が、「単語カード」だった。
カードの表に英単語を書き、裏に意味を書くアレである。
これは下準備に非常に時間のかかる方法ではあるが、
僕はこれをめくるのが楽しくて好きだった。
時間はかかるが、これなら物を覚えられた。
僕にとって暗記をするほぼ唯一の方法だった。
さて、大学に入って、暗記をする機会はほぼ無くなった。
だから趣味の分野に用いることにした。
例えば、僕は最近、百人一首に興味がある。
うちの親はそういった教養に無頓着だったので、僕は最近まで百人一首の読み札を一枚を知らなかった。
ご存知のとおり、百人一首というのは、まず暗記をしないと始まらない。
そこで、僕は単語カードを使うことにした。
といっても、iPhoneの単語カードアプリである。
最初に使っていたのは『単語Box』というアプリだ。
これは悪くない。
無料版だと、シャッフル機能(カードの並べ替え)が出来ないのが非常に痛いが、PCからカードを編集できて使いやすい。
そして何より、「表面」「裏面」の他に「注釈(ヒント)」が付けられるのが素晴らしい。
(例)百人一首で言えば、「上の句」「下の句」の他に「現代語訳」を入れたりできる。
この「注釈」機能は、ざっと見た限りではこのアプリしか採用していない。
ここは高く評価したい。
しかし、やはりシャッフル機能を使いたい……ということで、次に『i暗記+』というアプリを入れた。
今のところ、これはかなり素晴らしいと思う。
PCからのカード編集も簡単で、シャッフル機能が可能なだけでなく、単語カードに画像を掲載することもできる。
これを使えば、肖像画から人名を答えたり、花の名前を覚えたりもできるだろう。
これは大きな強みだと思う。
その他にも、単語カードのセットが購入できたり、販売できたりと、『i暗記』はかなり大規模(?)な仰々しいアプリだ。
※機能はたくさんあるので、面倒だからここでは全部説明しない。
そのため、使用時にログインも必要だったりする。
そういった諸々の「充実しすぎた機能」が面倒だ(単語カードが使いたいだけだ)という人には向いていないと思う。
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アプリの紹介はここで終わり。
ここからは個人的な話。
僕はひとまず、この2つを併用してみようかと思う。
先程は百人一首の話をしたが、バイト先のレシピもこれで覚えようかと思う。
あと一ヶ月で辞める訳だが、流石にずっと何も覚えてなくて申し訳ないからだ。
以前に書いたとおり、僕はバイトという存在をあまりにも軽く考えていた。
そういう気持ちだから、レシピもまともに覚えなかった。
そういった自分の意識が、バイト業務をつまらなくしていた点もあったと思う。
もっと能動的に、本腰を入れてバイトをしてみようかと思う。
これは、人生における実験である。
やりがいが感じられたら、やっぱりバイトを続けるかもしれない。
まあ、その辺は何とも言えない。
こういうアプリをがちゃがちゃといじることで、作業から逃げているだけという気もする。
まあ、その辺も何とも言えない。