kenpi20の灰色マインドマップ日記

にわか作家志望(某メーカー研究職、新入社員)による、現状把握・思考整理

【日記】マイスナーはかく語りき

 
3週間ぶりにカウンセラーの人の所に行った。
 
抗うつ剤使用のこととか、
家庭のこととか、恋人のこととか、
色々話したのだけど、まだ考えがまとまっていないので具体的な内容は控えたい。
 
結局は考え方の問題なのだろうと漠然と思い、
帰り道、今自分が受けとっている感覚に意識を向けた。
 
 
僕の専門分野なので最近そういう論文をよく読んでいるのだけど、
歩行中に床から受ける衝撃(圧力)は、
主に足裏のマイスナー小体やパチニ小体という部位で受容される。
圧力によってそれらが刺激され、変形し、それにより電位が生じ、神経を通って脳に伝達されるわけだ。
 
触覚以外もそう変わらない。
味覚は舌の味蕾が刺激されて電位が生じる仕組みだし、聴覚も鼓膜が振動して電気信号が伝達される。視覚、嗅覚も似たような理屈だ。
 
僕らの見る世界とは、電気信号なのである。
 
 
歩きながら、それらの感覚器が刺激される様を味わってみる。
 
外気は温度はやや高い。温度覚が刺激されている。
騒音もそこそこする。鼓膜が振動している。
光の強さはそれほどでもない。口内は湿度が高い。匂いはしない。鼓動の速度も問題ない。
 
 
平凡だ。
どの感覚器も、特に危険信号は発していない。
 
つまり、今日この瞬間のぼくの「生」は、特に問題がないということだ。
 
生物にとって、外界の価値は、それ以上でも以下でもない。
これ以上の幸せを願うのが間違いなのだろう。
 
 
たこ焼き屋からソースの匂いがする。
少しだけお腹が空いた。